Vintage Mechanical Pencil(シャープペンシル)の魅力

Vintage Mechanical Pencil(シャープペンシル)の魅力

シャープペンシルのコレクターです。味わい深いビンテージペンシルの魅力を感じてください。

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今回は「日本文具新聞」に掲載されていた広告を紹介します。
今回の広告は1922年(大正11年)4月に掲載されていました。

「古川製作所」製オーステンシャープペンシル(Wasten Sharp Pencil)の広告です。
古川製作所は金ペンや万年筆も製造していたようです。
そして、この年(1922年)の3月にシャープペンシルの製造を始めました。

写っているシャープペンシルはこの頃流行り始めていた
金属製繰出し式のシャープペンシルの形になっています。
”シャープペンシル”という言葉も徐々に一般的になってきたのかもしれません。

「古川製作所」は昭和4年の日本文具製造業別名鑑には掲載されていないため、
関東大震災などで廃業になってしまったのかもしれません。

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これはイタリア オマス(Omas)社のペンシルです。

 

 

以前紹介したペンシルより新しいものです。
モデル名は”エキストラ(EXTRA)”です。

 

 

 

機構は中押し式で、芯の太さは1.18mmです。
サイズは全長12.2cm、太さは11.0mmです。

 

 

 

パーカーのヴァキューマチックのようなシルバーの横縞模様が入っています。
このストライプだけだと、パーカーのように見えますが、
クリップはローラー型なのでオマスらしさが出ています。