7月1日読了
突然妻が失踪していまい、途方に暮れる高校教師の辻。そして、妻が何者かに殺された刑事の蛯原。どちらの妻も新興宗教団体「救いの御手」の関与が疑われ、2人で捜査を開始するが…
我孫子武丸さんの作品は昔「殺戮にいたる病」等数冊読んだと思います。が、内容全く覚えてない
殺戮…は叙述トリックだったかな?
あまり気乗りしなくて再読には至ってないです。
今回の作品は、ほんとに初めてです。
高校教師の辻は、過去に教え子との浮気発覚以来妻とはギクシャクしていたが、その妻が突然失踪。とうとう痺れを切らして出ていったかと思い、特に探す事はなかったが、新興宗教「救いの手」と関わりを持っていた事を知る。
また、ベテラン刑事の蛯原は、再婚した妻がラブホテルで遺体となって発見されたと連絡が来る。殺した相手を探るため妻の物を調べると「救いの手」関連の弥勒像が妻の部屋から見つかる。
この2人が後に知り合って、新興宗教団体に探りを入れていくのですが…
最後の最後で宗教団体の正体が判明し、この話も大どんでん返しが待ち受けてました
ブラックユーモアばりの結末でした…
この教師も刑事もなんだかなぁって感じ。
この団体ってめっちゃ恐ろしいわ。