1月19日読了
猫柳ゼミの君橋と月々は、合宿で知り合った小田切から友人である後鑑千莉の件である依頼される。田舎の集落の名家の四女である千莉の元に、成人までに結婚しないと一族が追放されると言う脅迫状が届き、君橋と月々のどちらかが結婚相手の役をしてくれないか…というもの。千莉に一目惚れした月々が、本気で結婚したいと名乗り出る。村には龍姫伝説が残っており、後鑑家には龍姫殺害の模様を描いた3枚の屏風まである。千莉の姉三人とも未婚であり、猫柳探偵はこの屏風の絵に準えて殺人が起こるのではないかと推察し、未然に防ごうと画策する
「猫柳十一弦の後悔」の続編です。
前回で被害者を出してしまい、なかなか立ち直れてない猫柳。
なので今回は絶対失敗は出来ないので今回は殺人事件は起こりません。
月々は千莉の婚約者として後鑑家に入り、猫柳と君橋は、彼らに知られないよう外野にいて殺人を食い止めようとします。犯人も猫柳によって予め予想されていたので、普通の殺人が起こって推理してというものではなかったけど、多少ハプニングがあったりしてそれなりには面白かったです
猫柳は流石に探偵号を持つだけあって推理は優秀だけど、生徒の君橋くんにどうも好意を持ってるらしく、わざと近づこうとする所がちょっと…
君橋くんは分かってて牽制してますけどね
対等な関係ならいいけど、個人的に先生と生徒という関係での恋愛要素は入れて欲しくなかったなぁ…というのが正直な感想
でも、君橋君も満更ではなさそうだよね…。
それよりも月々たちのその後はどうなのか気になるけど、これ以降の続編がないので残念。
とうとう職場、しかも同じ事務所の人がコロナに感染
ほんと感染力が物凄い。気をつけないと！
