アメリカのハロウィンは コスチュームを着て“Trick or treat!”と言って各お宅にお菓子を貰いに行く風習がある。

ご存知だろう。


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日本みたいにグッズを置くだけではない。
この写真のように、本物のカボチャの中身をくりぬいて顔のように彫って置いておく。

schoolでもハロウィンだから皆コスチュームを着てくる。

そのコスチュームがその日1日だけとはいえど 女の子は豪華な衣装を着ていたし顔に色を塗ったりする子もいる。私は何を着たか?忘れたが。

何を着たかは本当に忘れたが アメリカに来て初めてのハロウィンの時は、放課後夜、姉と“Trick or treat”をしに近所に歩いていった。


呼び鈴、リンリ~ン♪


どの家庭も笑顔で出迎えてくれた。


先ほどのフレーズを言い、 お菓子頂戴したら Thankyou Ba~ay♪ と言って、また他宅を目指す。

一回目の、姉とのハロウィンお宅巡りは何軒まわったか知れない。ポリ袋にお菓子を詰め、歩き回る。

ある程度の所にきたら気が済む。


それで もう一軒、もう一軒

私は疲れて脚が痛くなってきていた。
「そろそろ帰ろう。」

もっとお菓子を貰いに行きたいと言う姉。


対象がお菓子であるからこそ我慢していたのかもしれない。

もう少し姉に付き合ってやると意思表示をすると
「えぃみはやさしいね。」
鼻音を立てて顔を拭っているので少しは悪いと思っているんだな、と思うと

「うそ。本当に泣いてるかと思った?」

うちは食べ物に困っている訳ではない。私欲の食い意地の為に こんな真似をする姉なんだがこの姉の体型、風貌を 皆さんはどう想像する?


1. 妖精のように線が細く可憐。


2 色が黒く、象のような重みがあり、男orジャイ子。


3 背が高くキツネ顔で鋭い雰囲気。


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※イメージ画像を見ながらお考え下さい。







さきほどの答えの正解は





2。




その次の年のハロウィンは現地校で一緒の日本人の子達とまわった。
私が合流する前に“No halloween”と言って拒否したお宅があったそうだ。喪中だったのか?


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↑アメリカでポピュラーだったお菓子「レーズン」。当時のパッケージのまま。日本ではレーズンは人気いまいちだがHalloweenでこれを見つけた時真っ先に手を伸ばしたし、米映画でこの赤いパッケージを見かけた時はそれが日常生活を醸し出すための演出なんだなと思った。まあ、どこの家にもひとつあったようなdailyっぷりである。

毒々しい色したスナックばかりの中でこれが一番ヘルシーだったと回想、笑。

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※写真はイメージであり実際とは関係ありません。