『欠』たまに、ね こんな日がある ポカンと穴が空いていることに 気づいて、見えているのに 私はそれを見たくなくて 時間が経つことを望んで 布団を頭からかぶって 覚めても覚めても また夢を見ようとする。 起きてしまうと、ふと、想うんだ。 いったい今まで どれだけの時間 落っことしてきたのかなって。 一緒に したいことは きっといっぱいあったよ 時間は戻らないし、 未来にも ならないけど。