クジラの埋設業者はボランティア!? | 文鳥のひとりごと☆

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去年、マッコウクジラが淀川(琵琶湖と繋がっている川で、この川から飲水などの生活用水を確保しています)に迷い込んで、助かりませんでした。

そのときは、博物館などが手を挙げなかったと当時の大阪市長は言い切りましたが、実は、大阪市自然史博物館からは、骨格標本にすることを希望していました。



 


MBSニュースでは、市職員が市長に報告していなかったと書かれていますが、大阪に住んでいる子どもたちなら、大阪市自然史博物館は、幼保小の遠足などで必ず行くような場所なので、とても有名な施設です。

長居公園内にあること、博物館の隣には、広い長居植物園もあるので、とても寛げる場所なんです。

そこへ希望を聞くというアイデアすら思い浮かばないのは、さすが雨合羽市長でしたね。

海からやってきたから、海へ還してあげたいと判断した結果、8,019万円もの資金投入となりました。



2021年に泉大津市沖で見つかった、体調11.5メートルのニタリクジラも、自然史博物館が骨格標本にしました。

その時の費用が900万円くらいと言われています。



自然史博物館が希望していたのに!と報道されたからなのか、前回沈める際には、『海洋生物たちが、生きるための資源になるから』とも言っていたと思いますが、今回のマッコウクジラは、あっさりと自然史博物館が骨格標本化することに決まりました。



今回の件で、関係している学芸員さんのこんな書き込みを見つけました。







わざわざ静岡県からクレーンを持ってきてくれた業者さんが手弁当!?

学芸員さんの仰る通り、このままだと大阪の恥ですね。



外洋に持っていって沈めるのに、8,019万円掛かったのですから、距離が短くても、わざわざ静岡県からやってきたならば、かなりの費用が掛かるでしょう?

燃料代も上がっていますし。



夫に、前回と今回のクジラの処理について、少し話してみましたが、維新は興味の無いことは何も考えていないと言っていました。

安心して暮らせない街づくりは、やめて欲しいよ。