欲を言っちゃあキリが無いからねぇ… | ★モラハラ妻★と裁判離婚する日まで~痩せたソクラテスのモノローグ~

★モラハラ妻★と裁判離婚する日まで~痩せたソクラテスのモノローグ~

6年前に妻が恐るべき「モラハラの本性」を現したのを機に、「性と性格の不一致」に当初から悩み苦しみ抜いた19年間の結婚生活に遂にピリオドを打つ決心をしてからの悪戦苦闘の日々の想いを、ゴール達成=「離婚成立」の瞬間まで可能な限り同時進行で綴って行きます…






午後一で観た『晩春』…







先程観終わった『麦秋』…







小津安二郎監督のこの名作2作品を…







一日の内にスクリーンで併せ観ることが出来たことだけで今日はもう十分に幸せ…(笑)







学生時代に観た時には見過ごしていたけど、今日観て初めて気付かされ、考えさせられたことが実にいっぱいあったことも驚きだった…







家族、親子、結婚、離婚、死別…







人生において一体何が幸せなのか…?







人の幸せには様々な形があって…







もしかしたら人の数だけ幸せの形もあって…







どの一つを取って見ても…







全く同じ形の幸せなど存在しないものなのかも知れない…







でも、ただ一つだけ確実に言えることがあるとするならば…







「欲を言っちゃあキリが無いからねぇ…」







という、繰り返し出て来たセリフに尽きるような気が今していて…







「足るを知る」ということの意味合いがわからない人は…







追い掛ければ追い掛けるほど「幸せ」は自分の手をすり抜けて行くばかりで…







何処まで行っても…恐らく死ぬまで…







「幸せ」を感じられないままで…苦しいだけの人生を終えることになるのかも知れない…







傍目には幸せに見える人であっても、その人にとっての「幸せ」は…







その人の主観の中にしか存在しないものなのだから…。







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今の自分の置かれた状況を鑑みると、この年の瀬に小津作品を観ることが出来てホントによかった…







今しみじみその想いを噛み締めつつ…