さらにもう少し続けます。
昨年(2008年)のお正月の時点でも、「こんな妻とは、今すぐにでもキレイサッパリ離婚することができたらどんなに幸せだろう」と、漠然と、でも切実に思ってはいました。
しかし1年前の時点では、具体的なメド(離婚への道筋)は、全く何も見えてませんでした。
結婚して15年が過ぎる間に…
「結婚なんて所詮こんなもの」と「シニカルに達観」したフリをすることで、自分を無理やり納得させてしまおうと何度試みて来たことか…
それが、何処かで、自分を誤魔化している、自分の本当の気持ちにウソをついている、ということくらい自分自身が一番わかっていながら、そうせざるを得なかったのです。
それもこれも、結局、自分に「勇気がなかった」、さらに言えば「怖かった」から、なのだと思います。
「離婚」に要するエネルギーと心労は、「離婚」を勝ち取るために「闘う」相手次第で膨大なものになるケースが多々あるから気を付けた方がいい、という話を聞かされてからは、特に…
「今の妻」は、昨日のブログでも書いたように、「離婚」を勝ち取るために「闘う」相手としては、恐らく「史上最悪」の部類に属する「タチの悪いオンナ」だろうということは、自分自身が一番痛切に感じていたからです。
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心境がゆっくりと、しかし確実に変化し始めたのは、去年の春から夏にかけての時期だったように思います。
ひとつは、自分自身の思いとして、もうひとつは、2人の子供たちへの思いとして…
① 【自分自身の思い】
オトコとして、「今の妻」にこのまま隷属した状態に甘んじて「生き恥をさらす」くらいなら、死んだ方がマシじゃないか?
そう、或る時から、急に強く思い始めたのです。
オトコとして、「遊び」ではなく「本気」で一人の女性を「思いっ切り愛する」ことをしないまま死んで行くのでは、「死んでも死に切れない」、と改めて強く思い始めたのです。
人間、「これくらいなら死んだ方がマシ」と思うことが出来さえすれば、あとはもう基本的に「怖いもの無し」です。
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② 【2人の子供たちへの思い】
2人の子供たちに、今現在のウチの家庭内状況を、「所詮こんなもんなんだ…」なんて、決して思って欲しくない…
「今の妻」と築くのは不可能だったけれど、「本当の愛情にあふれた家族関係(その中核としての夫婦関係)」を、出来れば、自分が別のパートナーと実現させて、子供たちの目の前で見せて、実感させてやりたい…
少なくとも、そのために、まだ今からでも打てる手があるのなら最善を尽くすのが、父親としての子供に対するせめてもの責務なんじゃないか?
そう、強く思い始めたのです。
ただ、「離婚」できたとしても、子供たちが、「本当の愛情」の欠落している母親(である「今の妻」)に引き取られてしまったら、結局、「本当の愛情にあふれた家族関係」を知らないまま大人になってしまう、「今の妻」と同様の大人が「再生産」されることになってしまう、 DNAの半分を提供している父親として、それだけは何としても阻止しなければ…
そう考えた結果が、自分が「親権」を取った上での「離婚」、「今の妻」を「君臨する権力者」の座から平和裡に追い落とす≪無血クーデタ≫というシナリオ、だった訳です。
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こうして、去年の夏の終わり頃には、気持ちは大きく「離婚」に向けて舵を切り始めていました。
でも、もうあと一歩、何か背中を押してくれるものが必要だったんだと思います。
1年くらい前から漠然と構想していた、「ブログを始めること」によって、自分自身への「最後のひと押し」のキッカケが何かつかめるかも知れない…
そう思いつつ(でも半信半疑で…)、このブログを始めたのが去年の9月半ばでした。
当初は、自分の外に吐き出すものの距離感を測りながら、そろそろと、恐る恐る書き始めたのですが、書き続けるうちに、自分自身の思いと覚悟が日々明確になって来たことを実感しています。
それも、訪問していただいているブロガーの皆様から、「勇気をいただくと同時に、実際に背中を後押ししていただいてる」おかげだと思っています。
この「ブログの恩恵」がなければ、今日の時点で、ここまで来ることなど到底出来てなかっただろうと思います。
皆様には、改めて、この場をお借りして、こころよりお礼を申し上げる次第です。
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これまで(旧年中)のお力添え、本当にどうもありがとうございました。
とは言っても、実はこれからが正念場を迎えるところです。
本年もどうぞ変わらぬ「後押し」をいただければ幸甚です。
何卒よろしくお願い申し上げます。
≪痩せたソクラテス 拝≫
m(_ _ )m