『すてきな奥さん』にはなれなかった女(2) | ★モラハラ妻★と裁判離婚する日まで~痩せたソクラテスのモノローグ~

★モラハラ妻★と裁判離婚する日まで~痩せたソクラテスのモノローグ~

6年前に妻が恐るべき「モラハラの本性」を現したのを機に、「性と性格の不一致」に当初から悩み苦しみ抜いた19年間の結婚生活に遂にピリオドを打つ決心をしてからの悪戦苦闘の日々の想いを、ゴール達成=「離婚成立」の瞬間まで可能な限り同時進行で綴って行きます…

お買い上げの品は、『すてきな奥さん』 と 『モンスターワイフ 。。。


この「取り合わせの妙」に気付いた瞬間、思わず独り、微笑み、ちょっぴり高揚感を覚えながら書店のレジに向かったのは言うまでもありません。


しかし、大書店の流れ作業のレジでは、忙しそうな兄ちゃんが、無表情かつ機械的に処理してくれただけで、この「取り合わせの妙」にニンマリ」しながら、「ダンナ、お察し申し上げます…」的な無言のエール交換をほんの少しだけでも期待してた自分のささやかな楽しみは見事に肩透かしに終わりました。。。


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さて、帰宅後。。。


買って来た『すてきな奥さん』は、付録の「リラックマ」グッズが抜き取られて娘の手に渡ったあと、残りの部分(雑誌本体と、新年号の定番目玉付録の『2009年家計簿』など)は、リビングの床に放置されたままでした。


その昔、おまけに付いてるキャラクター・カードを集める目的だけで、スナック菓子を買い漁り、カードだけ抜き取ると残りのスナック菓子本体は一切食べずに捨てる子供たちの行動が社会問題になったことがありました。


当時の報道では、「捨てられたスナック菓子が泣いている」とゆーよーなコピーが確か使われていました。


昨日、うちのリビングの床の上では、捨て置かれた『すてきな奥さん』がサメザメと泣いている声が、自分には確かに聞こえて来る気がしたのでした。。。