久しぶりの投稿です。
いろいろ書きたいことはあるのですが、
このブログは、腰を据えて書く作業が📝
必要なのでなかなかパソコン💻に向かえませんでした。
でも、今回はあまりにも…あまりにも…ということがあったのでお話ししたいと思います。
ガン末期の男性です。
でもまだまだADLは保ててて、しっかりされている70代後半。
自分で起こした会社や身の回りの整理などをしながらも、まだ治療としてやれることがあるなら、やってみたいと思っておられます。
ガンの状態はステージ4。
手術適応には残念ながらならず、「この歳で抗がん剤やったらすぐ死ぬで」と主治医に言われたそうです。
酷いこと言うよね😤
病院受診の前日、たまたまテレビ📺で、最新治療のことを見られたその方は、主治医にそのことについて相談しました。
「まぁ、詳しいことは知らんけど、行きたいなら行ってみたら」と、とりあえずは紹介状を書いてくださったとのこと。
ご本人も、配偶者さんもしっかりはされていますが、何せ不安が強く、病気受診以外での体の状態を見てくれる人が必要とケアマネが判断し、訪問看護が依頼されました。
病院入院中、在宅医の検討もされたようですが、
「病院に通って来れるのだから在宅医の必要はない」との主治医の判断で、在宅医はなしで退院されていました。
退院後すぐお伺いし、話を聞きましたが、医療機器もあり、症状悪化の際に速やかに対処してもらえる在宅医は必須と感じました。
ご本人、ご家族にそのことをお話ししたところ、
実は自分たちもそう思っていて、お願いしたいとのことでした。
しかし先のように主治医には必要ないと言われ悩んでおられたとのことでした。
早速、病院連携室に連絡し、主治医に在宅医への診療情報提供書等書いてもらえるようお願いしたいと伝え、了承していただきました。
しかし、その後の地連からの連絡に、耳を疑いました。
「在宅で死ぬ覚悟なら書くけど、そうでないなら在宅医は必要ないって言って書いてくれないんです…。一度行ったら聞かない先生で…。退院前からも何度も相談したんですけど…」
との返事。
それでも、ご本人や家族直々のお願いなら聞いてくださるかもと思い、退院後初めての受診時に、お願いしてみたらとお話ししました。
そして、その、受診の日。
本人、家族が主治医にお願いしたところ…
「在宅医なんて看護師と同じようなことしかしないし、採血やレントゲンも取れないからかかっても無駄」と…。
なんて無知な主治医なのか。
在宅で採血やレントゲンが取れない?
あなたのところに行く紹介状には、採血結果や
レントゲン写真などの情報は来ないのですか?
大概の診療所、医院、クリニックと呼ばれるところには、少なくともレントゲンくらいあるところが多いですよ。
あなた、行ったことないのですか?
ってか、在宅医は看護師と同じことしかできないって?
失礼にも程があります。
もう一度ききますね?
紹介状を持ってあなたのところに来られる患者さんには、何の検査も、診断も、薬も処方されてないのですか?
本当にいくら病院の先生方が在宅のことを知らないとはいえ、この発言は失礼すぎやしませんか?
結局診情は書いてもらえず…。
ご本人、家族は、
「在宅の先生は本当に何もできないんですか?」と聞く始末…
そんなわけないじゃないですか。
現に配偶者さん、かかりつけ医がおられますやん。
採血やレントゲン、されているでしょう?
冷静に考えればわかることなのに、主治医に言われたら、そうなのか…と思ってしまう。
なんで?
訪問看護が入っていて、間違った情報を訂正することができたから良かったものの、
まだ訪問看護が入っていなくて、主治医の意見だけで右往左往されていたとしたら、
本当にお気の毒です。
在宅医療はホントにどんどん進んできています。
少し前には使えなかった薬剤や、衛生材料も使えるようになってきたし、診療報酬も変わってきています。
在宅で採血できないとかいつの時代?ってかそんな時代があったのかは知りませんけどね。
とにかく。
病院の先生方はもっと在宅を知るべきですよ。
退院されたらお家に帰られるんですよ、あなたの患者さん。
かかりつけ医にフォローをお願いするのに、相手がどんなことをしてくれるのか、知りたくないですか?ってか、知らないなんて無責任では?
いや、本当は知っているのに、そんなことを言うなんて、なんなの?
在宅では在宅の、病院は病院な役割があります。
それぞれその役割を果たして患者さんを診ていくのは、ごくごく普通のことでしょ?
日々お忙しいのはわかりますが、在宅だって暇じゃない。
つまらないプライド?で患者さんを引き止めないで。
あなたの無知で、患者さんを路頭に迷わせないで。
フォローする在宅は大変ですよ😤
鼻息が荒くなっちゃった💦
ご本人、ご家族が右往左往しないようにしてあけたいです。
それでなくったってご病気のことで気を揉んでおられるのですからね…。
まだまだお付き合いは始まったばかりです。
エールのナースの極上ケアの始まりです。