7月20日 前回に引き続き、
「Functional kinetics Klein-Vogelbachを用いた動作観察・分析・治療③」
を行いました。
テーマは、「カウンターウェイト」でカウンターウェイトの説明と臨床的応用編の説明です。
クラインフォーゲルバッハを説明していく中で、継続運動、カウンターアクティビティ、カウンタームーブメント、カウンターウェイトは必要不可欠なものです。
この4つを理解して観察、分析する事が出来れば、治療の幅が格段に向上します。
一般的にテクニックと言われるような手技ではないので、身体機能面、活動面の評価に大きく影響を及ぼします。臨床に反映させやすいといっても良いと思います。
もちろん、クラインフォーゲルバッハの観察、分析に基づいてボバースアプローチやPNFアプローチなどを織り交ぜるのも良いと思います。すごく相性が良いので、質の高いアプローチを提供できる事でしょう。
質の高いアプローチを提供しつつ、生活リハビリに繋げる事が出来れば、患者・利用者の潜在能力を引き出して、身体機能面の底上げに繋がります。結果、活動と参加レベルも向上していきます。
そんなセラピストを育成出来る場でありたいと考えています。
エール訪問看護リハビリステーション 理学療法士 上田浩司