今日は、奈良県看護研修センターで、「奈良県専門看護師認定看護師協議会」の総会と、研修がありました。

総会では、初めて議長をさせていただき、とても緊張しました😓

午後からの研修は、国際医療福祉大学大学院教授の武藤正樹先生のご講演がありました。「2025年へのカウントダウン〜地域医療構想・地域包括ケアはこうなる!〜」と題して約1時間半のお話でした。...
もちろん、著書も購入して読んでいましたが、持っていくのを忘れて、サインしてもらいそびれました…😭

まだまだ先と言っている場合ではないです。今からどんどん医療や福祉が変わらざるをえない状況になっていきます。世界のどの国も体験したことのない、少子高齢社会、多死時代へと日本が先頭切って突入していくのです。
もうこれはどうしようもないことなので、あまり悲観的に考えず、日本がどうこの問題に立ち向かっていったかを世界に示すいいチャンスにするしかないのかな…(^_^;)。
とはいえ、大変なことには違いないので、この時代にどっぷり浸かっているものが知恵を出し合ってとにかくやっていかねばね〜。(←ねばはダメだったかな…(^_^;))

そのあとは、パネルディスカッションがありました。武藤先生をはじめ、奈良県健康福祉部次長の林 法夫氏、地域看護専門看護師の栗田 麻美氏、訪問看護認定看護師の志茂 友紀子氏がパネラーとなって、会場と活発な意見交換がなされました。
それぞれのパネラーの熱い思いがひしひしと伝わりました。
志茂さん、カッコよかったよ👍

28年度の診療報酬改定ではいままで以上に在宅志向を進めたい国の動きがよくわかる改定になっています。病院から、何としても在宅に返していきたいとやっきになってる感がありますが、そこまで現場はまだちょっと追いついていってない感がある気がします。

地域包括ケアシステムの要といわれる訪問看護師に対する評価は、診療報酬上高いとは言いがたく、機能強化を推し進める意図はわかっても、現状として、小さなステーションが散在している奈良県ではなかなか厳しいものがあります。
訪問看護ステーションの質の評価を何で、どうやって行うのかについては、決して看取り率や、重症小児率だけではないと個人的には思っています。ましてや居宅を持っている、いないというのも、小さなステーションでは、居宅までできないよ〜っという現状もあるし…。
小さなステーションでも、きちんとした看護を提供しているんだよってことを、やっぱり伝えていかないといけないのだなぁと改めて思いました。
訪問看護ステーションなんで、やっぱり、看護がきちんと提供されなければ訪問看護ステーションじゃない!(←意味深(^_^;))
どんな看護を提供しているのか、声を大にして、胸張って言わなくっちゃと思います。

しかしまぁ、看護研究発表するにしたって、倫理委員会を通すとなれば、なかなかそれもハードルか高いようで、本当にいろんな機関とのネットワークがこれから何にしたってますます必要なんだど痛感しています。

また、とにかく動いてみる、やってみる、報酬はあとから追てくる!というアグレッシブな意見もあり、なるほどなぁ〜と思いました。

3月下旬の週末は研修ばかり参加していました…。

脳みそが溶けて出てきそう…(ー ー;)。
寝ないで聴いた研修ばかりだったせいかな…。
(あ、すごく楽しい研修ばかりだったということですよ。)

もう直ぐエールは、開設して丸3年を迎えます。法人の変更やスタッフの入れ替わりはあっても、コアな理念は変わりません。これからもますます頑張らなくっちゃ❣️と奮起することの多かった月末でした。

 

 

 

 

 
エール訪問看護リハビリステーションさんの写真