私には、

85歳の祖父と82歳の祖母

がいます。


頼りになるしっかりものの祖父と、

祖父に頼りっぱなしの祖母は、

田舎の2人暮らしです。


3年前、祖母は脳梗塞になりました。



「少し様子がおかしいな」

と、祖父が早々と対応してくれたため、

大事には至らず、今も元気で暮らしています。



私は、祖父母にとっての初孫で、

特にかわいかったのでしょう。


いとこたちの中でも、

私だけ特別にかわいがってもらっている実感がありました。



ちょこちょこ会いに行きたいなと思いはしますが、

遠方の実家からも、車で1時間以上かかるため、

なかなか会うことができません。


さらに、コロナ禍となり、

しばらく会えない時期が続きます。



祖母は、脳梗塞以降、

少し記憶が怪しいなと思う部分が多くなりました。


寂しい思いをしているかもしれないと、

2ヶ月前から、

毎週水曜日にハガキを送ることにしました。


一度始めると、辞めることはできません。

もちろんそんなことは覚悟の上です!


年賀状以外で手紙やハガキを送ったのは初めてでした。


祖母は

「返事を書くことは難しいからできないけど

と、お礼の電話をくれました。



初めは、何を書いていいのかわからず、

当たり障りのない文章と、

子供たちの名前や年齢、

今住んでいる場所などを書いて終わりました。



はじめは何を書いていいかわかりませんでしたが、

毎週書いていくと、

リアルタイムで気付いたことや、

起こった出来事など、

祖父母に伝えたいことがたくさん思い浮かんできます。



きっと今までと違って、

祖父母も私のことを身近に感じることができているのではないかと思います。



これからも、週に一度のハガキの実践を続け、たまには祖父母に電話をし、

心をつなげていきたいと思います。