こんにちは。
久しぶりの更新です。
今は、"白の街"とも呼ばれる“Arequipa”にいます。
昼は陽射しが強いですが日陰は涼しく、夜は上着なしにはちょっと寒い。
そんな気候です。
雨も少なく気候もいいし、治安もなかなかいい感じです。
今回は、1か月も前になりますが、PunoでPeru名物の“Quy(クイ)”を食べたのでそのお話を。
で、タイトルにも【観覧注意】としたのですが…
動物好きの人などには向かない写真も載せるので、嫌な人は回れ右でお願い致します。
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では、はじめまーっす。
まず、「“QUY”って何なの?」ってことですが、
ようは“モルモット”です。
お祝い事の時に食べたりするそうです。
お土産屋さんでも、リャマなどと並んでキャラクターグッズ、Tシャツなどにもなっています。
レストランなどでも食べることができますが、1皿(1匹)で50~60ソル(約1700~2040円)ほどと、貧乏旅行の私にはかなりお高いです。
安く買えるし、どうせなら自分で調理したほうが面白い!
という理由で、お世話になっていたお家の父ちゃんと市場へ。
こんな感じのお店が並んでいる一角があり、モルモット、ウサギ、鶏が生きたまま売られています。
生きているままでも、捌いてあるものを購入することもできます。
私は捌いてあるクイを5匹購入。
1匹あたり13ソルとちょっと(約450円)。
そのあと、同じ市場内でクイを漬け込む漬けダレを購入。
このバケツみたいのに入っているソースをブレンドしてくれます。
この日の夜に漬け込んでおいて、次の日の昼に食べます。
なんでも、Peruでは夕食をガッツリ食べる習慣がないそうで、
その為クイは昼に食べるそうです。
(余談ですが、Cuscoのホステルでクイについて聞いた時も「クイは昼に食べるものだよ」という説明を受けました。)
さてさて…
これがクイです。
開いてあるのでモモンガみたいですね。
前歯もしっかりあります。
ハダカデバネズミみたいですね。
で、お世話になっている家族分も買ったので計5匹です。
ジャン。
クイ5兄弟です。
さすがに、肌の色が違う奴は気持ち悪かったです。
あと、生肉の匂いが物凄かったです。
で、これを買ってきた漬けダレ(“ミンフンヘ”って言ってました)に漬け込んでいきます。
その画が物凄かったです。
地獄のようでした。
こちらです。
タレ自体が赤いので、なんか血に浸かってるようにも見えますね。
あ、ちなみにクイには内臓も引っ付いております。
…次の日の昼…
ついに揚げていきます。
しっかり火を通すために、ビラーンと開いて油に入れていきます。
下あごも割れているので、前後脚と顎をつまんで油に入れていきます。
足が出ています。
1匹を揚げるのになかなか時間がかかりました。
「上手に揚がったろ!」とお父ちゃん。
このお父ちゃんは普段から食事を作ったり、セヴィーチェの作り方を教えてくれたりと、結構料理をするそうでした。
で、完成しお皿に盛ったのがこちら。
付け合わせは、ジャガイモ、チューニョという干し芋、そら豆(アヴァス)で、口の中がパッサパサになるものだらけでした。
味は漬けダレの味が付きすぎたのか、酸味と塩味が強かったです。
食感は、ウサギ+カエル+鳥÷3って感じでした。
皮の方の食感はウサギそっくりでした。
経験としては良いものでしたが、また食べたいかと聞かれたら、
「別に“食べたい!”というほどの物でもない…」
という感じです。
皆さんも、機会があればお試しあれ。
明日は、
朝、市場に名物アイスの作り方を見せてもらいに行き、
昼過ぎからはArequipaにある競馬場に歩いて行ってきます。
割と暇なのでなるべく更新できるうちに更新しようとは思っております…
ではでは
(`・ω・´)ゞ
しゅうへい