Vol. 485 馬場美夕 @ さぬき市造田夏祭り前夜祭2019（さぬき市BiRdLanD）

前回のブログでは、8月3日（土）に開催された、高松市兵庫町商店街での馬場美夕ちゃんの2ステージを紹介した。炎天下ではあるが、アーケード街によって保護されて、更にはクミッチェルのチアにより、元気の注入を受けたためか、体調はすこぶる良い。

次の会場に急ぐとする。琴平電鉄、瓦町駅まで急ぐ。高松市は割に交通の便がよさそうだ。兵庫町から、瓦町駅はそれほど遠くない。菊池寛通りを通ればよい。高松といえば、菊池寛。生家があるはずだが、探している余裕はない。

そこから、終点の琴電志度まで行けばいいのだ。瓦町駅は大きいが、電車に乗れば、また小休止ができる。

小一時間かけて終点の志度に到着。平賀源内の記念館があるが、観ている暇はない。平賀源内といえば、土用の丑の日だが、ウナギを食べてる余裕もない。JR志度駅に向かう。タクシーが運よく2台待っている。

ライブハウスのBirdlandまで、と行き先を告げるが、ここで信じられないことが起こる。2台ともそこを知らないのだ。

住所を言っても多分わからないだろうから、志度中学校横のファミマ、と行き先を変更する。そこからは、行ったことのない著者のナビですます。ファミマから中学校を見て、右側のJR高徳線へ走る。それから先はGoogle mapあるいはSNSでの記憶が頼りだ。

運よく、迷わずにナビが成功する。料金も1メーターで到着だ。Openの時刻にも、余裕をもって到着した。

ライブハウスBirdlandに到着すると、美夕ちゃんは既に到着していた。今日は夏祭りの前夜祭。だからなのかは知らないが、アニメ縛りだという。美夕ちゃんとアニメとは結び付かないが、巫女さんだから、まさか一休さんでは、と思ってしまう。

今日は、美夕ちゃん以外にも、アニソン・エボリューションやPuppet Rabbitなど、多くの有名処が出演する。アイドルも畑飛鳥ちゃんが出演。出演者の多くが、明日4日の造田夏祭りにも参加するという。美夕ちゃんは最前列で、サイリウムを振って、オタ芸も交えて応援している。

畑飛鳥ちゃんのステージが終わり、いよいよ美夕ちゃんの登場だ。まずは定番の①哀愁のヨーロッパ（サンタナ）。先の2つのアウトドアステージと異なり、今度は防音設備の整ったライブハウス。高温の響きが違う。美夕ちゃんも自分の音に酔いしれているのか、気分がよさそうだ。

ついに美夕ちゃんのアニメ曲、②スマイルプリキュア（同名アニメより）だ。そもそも、踊ってみた、あるいは歌ってみた、なら見聞きした経験は多いが、（ギターを）弾いてみた、は見たことがない。それでもアップテンポで、ギターはノリのいいメロディーを奏でる。始まるや、拍手が会場から、自発的に起こる。やっぱりJC-1。現役巫女とか天才的ギタリストとかの肩書は多いが、本質はごく普通の女子だ。

続いて、③チルノのパーフェクトさんすう教室（藤咲かりん/miko）。これもアイドルでは普通、踊ってみただ!!!　同様に、Youtubeを参照しても、それ以外は見たことがない。ギターやピアノのTab譜はないらしく、耳コピーをするしかないようだ。美夕ちゃんもそうなのかと思ってしまう。それでも、ステージでやるナンバーとしては十分で、やっぱり魅せる。

余談として、美夕ちゃんは算数が苦手らしい。確かに、5・6年生の算数の文章題、つるかめ算などは、ややこしかった。数学ではそれらのほとんどが、方程式で解くことになる。数学的な考えの方が自分の性に合っていたようで、なぜ5・6年生のうちに教えてくれなかったのか、と思ったものだ。数学になってからは、回答が合ってるかどうか、自分でもわかるし、100点がとれる唯一の学科として、高校でも、好きな教科だったことを思い出す。方程式は理科（化学・物理）でも使うから、美夕ちゃんもしっかり覚えておこう。

そして、美夕ちゃんによれば、大人っぽいナンバー、④渚・モデラート（高中正義）だ。最近のステージではよくやっているナンバーで、最近では、①に次ぐ定番になりつつあるようだ。哀愁の漂うサマーチューンで、同様にライブハウスでは高音のノビがいい。美夕ちゃんの力強い演奏に思わず、うっとりとする。

そして、最後は⑤千本桜（黒うさP,初音ミク）。踊ってみた、で得意としているアイドルは多い。それ以外にも、和楽器バンドとか、カバーは多い。Youtubeをみたら、1人でもピアノやギターで、アップしている例が多い。ギターでは、メロディー部分に音源（声）を使って、本人は伴奏をしている例や、メロディーを弾きまくって、ギターテクを誇る例もある。美夕ちゃんは後者に近い。メロディー（歌）部分も忠実に弾く。ノリのいいギターは、Youtubeでも、独自のジャンルを築くかもしれない。

このように、美夕ちゃんは、アニメのジャンルでも存在感を示した。これは、明日の本番も、すべらしい演奏を聴かせてくれるだろう。ライブハウスでは、他の出演者の熱演が続く。

それを楽しみに、今夜はゆっくりと休息しよう。その様子は、先行してVol. 482に記載したので、参照してほしい。

Photography：

〇さあ、急いで琴電で志度へgo!!!