母猫が、
トラクターに轢かれて、
子猫3匹が、取り残された現場。
2週間後、
3匹は、元気に育った。
子猫を保護した、次の日、
この現場のご主人に、話を伺いに行った。
他に、猫は見当たらなかったが、
大容量のキャットフードの袋が、たくさんあり、
長い間、猫にご飯をあげていただろうことは、解ってていた。
ご主人に話を聞くと、
10数年前から、猫にえさやりをしていたが、
もう、キャットフードが買えていないのだそうだ。
昨年、ご主人のお父様が亡くなり、
お父様の年金が入らなくなったことで、生活が苦しくなってしまった。
それに加えて、コロナ禍の米価下落で、
農業の収入は、すべて、農機械の借金返済に回り、何も残らないそうだ。
今は、21歳の娘さんが、缶詰工場で働き、
その収入で生計を立てているということだった。
キャットフードを与えなくなってからは、
1匹、2匹と姿を見せなくなり、今は、たまに見かける猫に、
娘さんが、缶詰め工場から貰ってくる、魚の缶詰めをあげているということだった。
私は、ご主人に、無理だという事が解った上で、
敢えて、
子猫3匹の保護費用を、幾らかでも負担してもらえないかとお願いして、
それが出来なければ、しばらくエサやりに通いながら、全頭、手術しても良いかと聞いた。
負担することはできないだろうから、了解するだろうと思った。
ご主人は、了解してくれて、これで、自由に敷地に出入り出来るようになった。
別の車庫を覗くと、
猫に与えていた、サバやホタテの空き缶が、大量に並んでいた。
エサやりに通っていると、黒猫を見るようになった。
そして、黒白の猫。
この猫は、出産後のようで、歩くと、乳房がタプタプと揺れていた。
しばらく、エサやりに通いながら、様子を見る。
別の現場。
あるお宅の玄関前に、猫を発見。
訪問して、こちらのお宅の女性に話を伺った。
話によると、
最初、1匹の猫にご飯をあげていたら、
その猫が、昨年の秋に子猫2匹を連れてきたそうだ。
その3匹に加えて、他にも2匹がご飯を食べに来始めたことと、
母猫が、また子猫を連れて来たらどうしようかと、
しばらく、悩んでいたとのことだった。
役所に相談したら、
「ご飯をあげなければ、来なくなりますよ」
と言われて、
それは出来なかったが、ご飯を控えめにしていたという事だった。
玄関前にいた、秋産まれのメス猫。
不妊手術、耳カット。
秋産まれのオス猫。
去勢手術、耳カット。
母猫は、今年の春も出産したのではないかと思われて、様子を見たが、
玄関横に一日中いるそうで、子育てしている様子がなかった。
出産はあっても、子猫は育たなかったのかもしれない。
母猫、不妊手術、耳カット。
オス1匹。
去勢手術、耳カット。
オス1匹。
このオス猫は、他の猫に追われてしまうようで、
滅多に姿を見せず、捕獲に時間がかかった。
去勢手術、耳カット。
このオス猫は、怪我だらけだった。
私の家に、保護する事にした。
これで、把握している全頭の手術が出来た。
ご飯をあげているお宅の女性には、
「もう、増えていく心配はないので、ご飯を控えめにするだなんてしないで、充分にあげて欲しいです。
それから、冬になったら、風除室に寝床を作ってもらえませんか。その代わり、これからも新しい猫を見かけた場合、いくらでも協力します」
と、お願いをした。
女性は、了解してくれた。
1ヶ月に、1ヶ所、2ヶ所でも、
このような現場を潰していければ、
1年で、20ヶ所以上は出来る。
最近、
「自分の影響の及ばないことを考えるよりも、自分の影響の及ぶところで、出来ることを頑張る」
そんな感じの言葉を、聞いた。
なるほど、と思った。
自分には、どうすることも出来ないことを、ひたすら考えているよりも、
自分は、自分の影響の及ぶところで、出来ることを頑張る。
そして、頑張っていれば、
自分の影響の及ばないと思っていたところにも、
到達することが、あるかもしれない。
6/20 マナベ様 3,000円
6/20 グーママ様 3,000円
6/20 キタウラ様 10,000円
6/23 岡田様 10,000円
6/23 KONB様 5,000円
6/24 ヒデ様 20,000円
6/25 ミナミダテ様 10,000円
6/26 トクメイ様 3,000円
6/27 ナガタ様 5,000円
6/29 クイシンボ様 5,000円
7/1 岩城様 5,000円
7/1 ムリセズゴジアイヲ様 5,000円
7/1 ニシムラ様 5,000円
ご支援ご寄付、ありがとうございました。
扇風機は、扇風機としてだけではなく、サーキュレーター代わりに、いろんな場所に付けたかったので、とても有難かったです。また、フードはもちろん、防水シーツも、朝晩何ヶ所も交換するので、とても有難かったです。
本当に、いつもありがとうございます。