「すべては、愛でられるべき命」



この現場、10匹手術したのだが、その後、捕獲が進まず、焦っていた。



「自分の敷地を、見知らぬ人にウロウロされたくない」

大体、2週間を目処に、怪訝(けげん)な顔をされ始める。


「後、もういいです」

と、突然言われるのが、一番怖い。





そもそも、
この現場を発見することになったのは、
こちらのお宅のご主人の、SNSがきっかけだった。


ご主人には、立派な肩書きがあって、人に物を教える立場にあり、
愛猫家としても知られていた。


SNSでは、
家猫の写真をたくさんアップしているが、

その中に、野良猫の写真も多く、さくら猫として、耳カットもされていない。


決定的におかしい、と思ったのは、このような書き込みがあったからだ。








1匹は保護できたが、2匹は行方不明に。




すべてを手術するには、まだ、5、6匹はいる。


近くに、捕獲器を見張ってくれる協力者が欲しいのだが、ご主人も奥さんも、向かいの女性も、あてにならない。


私は、こちらのお宅の、お隣のお宅を訪ねてみることにした。


50代、一人暮らしの男性。

「猫は、好きでもないし、嫌いでもない。でも、この状況は良くないと思っている。真冬も雪の中、外にいるので、かわいそうだと思う」



この男性、捕獲に協力してくれることになった。


捕獲器の使い方を教え、捕獲用のフードを渡して、
捕獲器に猫が入ったら、すぐにメールを頂けることになった。





この男性のおかげで、
立て続けに、3匹、捕獲できた。





去勢手術。さくら猫へ


の猫は、
鼻の下が腫れて、鼻水を流していた猫の、子供ではないだろうか。




そして、3匹目のメス猫。

捕獲して、車の中で、お腹を確認。

出産後、おそらく、授乳中ではないかと思われた為、このまま、リリースすることに。



目印に、黄色い首輪を付けて、日を改めて不妊手術へ。






この50代の男性に、助けられた。


猫が好きでも、嫌いでも、
現状を知ってもらえれば、猫の味方になってもらえる場合がある。


愛猫家だろうが、猫好きだろうが、猫の味方とは限らない。

寧ろ、猫の敵の場合がある。




最近、思う。




愛猫家よりも、

猫好きよりも、


猫の味方を増やしたい。












そして、

先日の放浪犬ですが、愛護センターに収容されたということです。

その後、テレビ局が取材に来ていたということで、

テレビに、少しでも利用されるのであれば、

今度は、
テレビの力を最大限に利用させて頂き、良い里親様に繋がることを願います。







ご支援ありがとうございました!


  石川県  高橋様


6/6  ナナ様  5,000円
6/6   M・S様   3,000円
6/6   オダニ様   3,000円
6/7   K・R様   5,000円
6/10   ミケネコヨリ様   10,000円
6/10   ガンバルニャン様   3,000円



ご寄付、ご支援、誠にありがとうございました!!今、ご高齢の方のお宅、多頭飼育崩壊になる恐れがある為、訪問してみようと思っています。出来ること、頑張りたいです。お力添え、心からありがとうございました!!




3月〜5月分の収支報告です。 

(繰越金)¥88,134

(収入)
3月  ¥169,500
4月  ¥281,000
5月  ¥121,000
動物愛護協会さんより助成金  
(年間5匹まで)             ¥50,000
動物福祉協会さんより助成金
(年間5匹まで)             ¥25,000



(支出)
不妊手術代金 (駆虫、コンベニア等含む)
      
           35匹   ¥491,262

(内訳)
➀メス8匹
   オス8匹    計 ¥228,960
➂メス5匹
   オス5匹    計 ¥142,800


➁メス8匹
   オス1匹     計¥119,502





捕獲器、サークル、ケージ、外猫ハウス
                
             計¥86,818




frei様、医療費へと3万円ご寄付頂きましたので、医療費に充てさせて頂きました。
Amazonほしい物リストより、ご支援頂きましたので、月1万円のみフードへ充てさせて頂きました。


             残額   ¥96,554




多大なるご支援を、ありがとうございました!!
ご寄付、並びに、Amazonほしい物リストからも、フード、猫砂のご支援をたくさん頂きました。
本当に、感謝ばかりです。
誠に、誠に、ありがとうございました!!!