猫好きが、猫を苦しめている。



そのお宅は、
家の中に、ペルシャ猫やマンチカンなど、数匹の猫がいる。



そして、
家の周りには、何匹いるのか不妊去勢手術をしていない外猫が、
「産まれては死に、産まれては死に」
を繰り返している。



このお宅の奥さんに、家の中に、猫は何匹いるのかと聞いたら、

「ペルシャが子供を産んで、12匹いる」

と答えた。



今は、全頭手術されているのかと聞いたら、

「ペルシャのメスとマンチカンのオスの子供が欲しくて、2匹は、まだしていない」

と言った。





1匹だけ、外のハウスに取り残され、
 保護した子猫。



しかし、他にも産まれた2匹は、どこに行ったのだろうか。

母猫と、一緒にいることが出来ているだろうか。

生きているのだろうか。







外猫が、何匹いるのかを観察していると、向かいのお宅の女性がやって来た。


話を聞くと、この女性も、ご飯をあげていた。


捕獲器を使い、捕獲して、全頭の手術をしていくことを話したら、

「捕獲器って、ガチャンと閉まるのでしょう。可哀想」

と言った。




産まれてすぐに、苦しんで死ぬこと。

氷点下の大雪の中を、外で過ごすこと。



その事の方が、よっぽど、可哀想ではないか。




こちらのお宅の奥さんも、この女性も、

「捕獲器なんて使わなくても、抱っこできるのよ」

などと言うので、

それならば、ケージに入れられたら、電話をもらえるように、お願いした。


それぞれのお宅の前に、ケージやフード、必要なものを置いて、

電話を待った。




しかし、電話はなかった。




やはり、私が現場へ出向く。

この2匹を捕獲。


オス、2匹。



このオス猫、
鼻水が、たくさん出ていた。そして、鼻の下が腫れている。


去勢手術と一緒に、診察してもらう。



2匹、さくら猫へ。







そして、2匹、捕獲。



7〜8ヶ月位のメス。

まだ、妊娠はしていないようだった。



2匹、さくら猫へ。


これで、この現場の、
メス3匹、オス3匹、6匹の不妊去勢手術が出来た。



2匹を捕獲していた時、

向かいの女性がやってきて、また言った。


「耳カットって、何だか痛々しくって、可哀想」





そういえば、3年程前、別の現場で、こんな事を言われた事もあった。


多頭飼育崩壊現場の年配の男性に、全頭の手術をお願いしたら、


「オスはいいけど、メスは、腹を割(さ)かなくちゃいけないから、可哀想でよ」






目の前の事しか、見えていない。





何が、本当に、可哀想なことなのか。


それを無くする為には、どうすれば良いのか。




しっかりと、想像して、行動したい。












6月、残虐極まりない、悪魔の祭り、
「ユーリンの犬肉祭り」が始まります。

苦しめば苦しむほど、肉の味が良くなる、滋養強壮に良いダシが出る、と信じられ、
犬達は、拷問を嫌というほど受け、四つ足を縛られ、バーナーの激しい炎で焼かれ、生きたまま茹でられる。

こんな祭り、阻止しなくてはいけない、無くさなくてはいけない。

目を背けないで。行動を。





ご支援をありがとうございます!




筑紫野市  原田様


東京都  勝田様


支援物資を、ありがとうございます!!
今回ご支援を下さった皆様、何度もご支援くださっている方ばかりです。本当に、本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます!!
勝田様、いつも大量に、恐縮しておりますが、助かります!ありがとうございました!!



5/15  スナオ様   5,000円
5/17  K・R様   3,000円
5/17  K・M様   5,000円
5/20  M・M様   10,000円


ご寄付をありがとうございます!!
まだまだ、不妊去勢手術が続きます。動物基金さんの無料提携病院も無く、地域の助成も無い為、本当に助かります!ありがとうございました!!



どうか、よろしくお願い致します。