いやあ、エフェクターのことなんも分かってなかったなあ。「光学式コンプレッサー」という単語今初めて見て、名前だけで動作原理と特性はわかったけど、その単語を今知ったという時点で笑えるなあ。
シンセサイザーがソフトウェア化したことばかりにとらわれて、エフェクターにあんまり目を向けてこなかったけど、シンセサイザーがものすごくコスト安く使えるようになったのと同様に、エフェクターもものすごく安く効果的に使えるようになっていた。
昔エフェクターと言えば、個人で持てるミキサーだったらエフェクターにステレオで出し戻しできなかったりして、ボーカルだけにリバーブをモノラルでかけるのがやっとだったり。ハードウェアのエフェクターも1台が何万円かして、取り回しがあまりよくないし、2台つなげたりするとケーブルだらけになるわノイズは入るわ音質は落ちるわで大変だった。
ハードウェアシンセサイザーも、全体にかけるリバーブとコーラスだけとか(パートごとにON/OFFできた)、それにもう一つだけ任意のエフェクター使えるのがやっとで、ギターの音色にオーバードライブかけたら終わり、みたいな感じだった。
これがソフトウェア化すると、何台つなごうがどんなつなぎ方しようが信号はコンピュータ内部で行き来するだけで、ケーブルは要らないし、ノイズも入らない。一つのエフェクターを数か所で立ち上げることもできる。エフェクタープラグインは大抵5個とか10個とかがワンパックで売られていることが多くて、全部で数千円から数万円という感じ。おまけ的にソフトウェアシンセについてくることもある。
さらにソフトウェアシンセの音色自体がエフェクター込みで作りこまれてて、音色一つにエフェクターが4つぶら下がっていることなんか普通にある。ソフトウェアシンセ内部のエフェクターが独立してて、DAWから全体にかけることが出来たりもする。
コンプレッサーはボーカルの音色の調整や最終仕上げなどに使われ、本来マスタリングに欠かせない機材だ。サイドチェインはEDM風のパターンを作るのには欠かせない。にもかかわらず、まず「音色やリズムなんかから充実させたい」というコンポーザー的視点からはどうしても後回しになってしまっていた。しかしコンピュータには現時点で既に10種類以上のコンプレッサーがインストールされている。使わない手はない。
改めて、エフェクターの勉強をきっちりしなおさなければ……


