日本ではまだまだでありますが、南アではセキュリティ会社は

いつも大繁盛しております。個人でも契約して、何か事があれば

飛んでくるという契約内容であります。

当然のことながら、クラスターハウス(集合住宅地域)と言われる

入り口には必ずセキュリティがおります。

なぜ、これだけ繁盛するかといえば、警察の能力のなさが顕著に

出ているのであります。事件の多さ、対応警察官の人数の相関を

見ると、日本の1%にも満たない処理能力しかないのであります。

ですから、民間のセキュリティ会社に頼らざるを得ません。

この実情を察してか(なんで今頃??)、今後、民間警備会社と

警察(SAP)が連携を取るというもの。実現性、有効性はわかりませんが

何もしてない現在よりはいいかと思います。

ただ、民間警備会社も多々問題ありで、その警備員が悪さをする

場合も多々あります。クラスターの入り口の警備が強盗を手引きする

ということも多々あります。これは、余りにも安い給料の影響であります。

月に3万円もらっているかいないかでしょう。昨年起こったセキュリティの

ストライキもこれが原因であり、まだまだ改善されておりません。

それで、セキュリティ会社の社長は、自分にはムベキ大統領より多くの

ボディガードをつけさせて自分は守っております。(敵も多いのでしょう。)

大手といえ同じこと、100%信用できる会社はないのであります。

この辺がこの国の難しいところ、絶対必要なんだけど、選ぶ基準が非常に

難しいと。

一度頭に来たのは、家にいない間にアラームがなって、セキュリティの

人間が来て、一緒に家に入ったんだけど、彼は、防弾チョッキを来て

拳銃を持っているんですけど、丸腰の自分を先に行かせる?

おい、ちょっと待てよ。と言いました。

そんなもんです。