色とりどりの春野菜が
店頭に並ぶ様になりました。


野菜が大好きなので
それだけでウキウキします。

直売所で見つけたフキノトウを

ふき味噌にしました。

これをごはんにのせて頂くと、
ほろ苦い風味が口の中に広がって
何とも言えない幸福感に包まれます。

 



ふき味噌が苦手な夫を横目に、
ご飯をほうばりながら思います。

「こんなに美味しい物が嫌いだなんて・・
でも良かった、お陰で一人で全部食べられる♪」と。

いずれ無くなってしまうと思うと悲しい・・(´;ω;`)
一口一口、よく味わって頂いています。

それにしてもこの癖になる「苦み」というのは一体なんだろう・・?


フキノトウ、タラの芽、ワラビ、セリなど、
春に旬を迎えるこれらの山菜には苦みがあります。

 

子供の頃は苦手だったこの「苦み」というものに、
大人になってすっかりハマってしまいました。

体がそれを求めている様な気がするのですが、
「苦み」にはポリフェノールやミネラルが豊富に含まれているそうです。

春に苦みを摂取すると、
新陳代謝を促進し、胃腸の働きを促し、
不要物や脂肪の排出を助けてくれるのだとか、

春に乱れやすい
自律神経も整えてくれるのだとか、

私達の体や心にとって、
苦みは大事な成分なのですね。

先日もスーパーに行ったら、
長~いフキが売っていたので手に取りました。

でも「苦みを抑えたフキです」なんて書いてあって、
な~んだと買うのをやめてしまいました。

「なんで苦みを抑えるのかなぁ・・・?
苦みがいいのに・・」と思ってしまいます。

苦みのあるものはアクも強かったりします。
私、個性の強い方と言いますか、
アクの強い方も嫌いじゃなくて・・・

パッと今、思い浮かんだ人は、
宅配のおいちゃんです。

その方は最初の頃は、
「ユウコさ~ん、お荷物ですよ~!」
と言っていました。

「ユウコさん、ユウコさん」と、
いつも親しく呼んでくれるので、
おにいさんのお名前を聞いてみました。

すると、
「オレ?オレはユウイチ、
俺達、ゆうゆうコンビだね・・」と。

私「( ̄∇ ̄;)ハッハッハ」

それから暫くすると、
「ユウコ!ユウコ!」
と言って荷物を持って来るようになりました。

私も負けじと、
「ユウイチ!ユウイチ!」と答えます。

そのやり取りを聞いてスタッフもゲラゲラ笑います。

ある日は、
「ユウコのキレイの素!」と言って箱を渡されました。
見ると定期便の化粧品。

(なんか、ちょっとイヤ・・・)

またある日は夫がいる時に、
ユウイチがいつもの調子で荷物を持ってやって来ました。

「ユウコ!ユウコ!」
夫が出て行きました。

「ユウコさんにお荷物で~す!」
(そこはわきまえている)

荷物を受け取った夫にユウイチが言いました。
「ユウコさんってさぁ~・・」

(ちょっとちょっと、何を言い出すの?)

「ユウコさんって子供みたいに笑うんだよね・・・」

夫「( ̄∇ ̄;)ハッハッハ」

(あ~ドギマギした・・)

そんなユウイチ。
みんなに聞いたらどこに行ってもそんな調子らしい。

本当に人が好きなんだな。。
そんなアクの強いユウイチを、
苦手と思う人もいるかもしれないけれど、
ユウイチみたいな人が社会を明るくすると思う。。

ユウイチこそ子供みたいで、

いつも楽しそうに仕事をしてるんだもの。

ふき味噌の苦みの話から、
まさかのユウイチの話になりました。

苦みもアクもないと寂しい。
なぜか癖になるから不思議です。

 

 



ライ
 

次回の明科笑いヨガ&呼吸法クラブ
ラブウェーブの開催は、
3月12日(火)です。

安曇野市明科公民館2F講義室にて

13時~15時
持ち物  水分・ヨガマットかバスタオル

     筆記用具・変装グッズ(あれば)
参加費 500円