やっとマイナス金利からの卒業です。異次元な金融政策でかつ異次元の長さでした。

 

ところが、金利を上げやがって!という批判が大量に出ています。

 

そうなんですかねというのが恵比寿屋さんの感想です。というのも、異次元の低金利に慣れ過ぎていて、どうなってました?返す当てのない企業に大量のお金をじゃぶじゃぶ出貸した、というよりも日銀と財務省に命令で貸さざるを得なかったというのが実態です。どう見てもゾンビでしょ?と思える会社が増えました。これって健康的ではないと思いますよ。

 

むしろ、日本で借りて海外で使う現象が増えたので、極端な円安になりました。そのせいで海外の物価が上がっています。インバウンドはそれでもいいのでしょうが、質がよければまだしも、どう見ても変なのが入りましたよね。観光客にしても不動産投資にしても。山林、ゴルフ場はかなり太陽パネルになり土砂崩れの危険性が増えていますし、観光客の質も落ちました。2年落ちの中古マンションが億単位、そんな立派なもんじゃないのに。しかも売買実績はありますが、人は住んでいないようです。中国の不動産バブルみたいなことが日本でおきそうになっているんですよ。

 

これって日本人にとっていいことなんでしょうか?こういうのを防止するためにも、金利を上げてバブル防止と円安是正はある程度やらなければなりませんでした。

 

そして、中国はじめ海外に進出して日本の国内がスカスカになったのを是正する期間もそろそろ終わりにすべきです。そういった意味でも、利上げはある程度しょうがないでしょうというか、むしろさっさとやるべきでした。

 

経済評論家と称する人たちは、給料が上がる前にそんなことをするな!と言ってますが、上がってませんか?公務員はまだ差し置かれたままですが、民間は人手不足で大変で、かなり金額が上がっています。

 

それでも景気が上がったという実感がない!と言っていますが、バブルのときでも景気が良くなったという実感は「慣れ過ぎた」せいで実感がないと答えている人が結構いましたよ。今もその状態にあると思いますよ。

 

それにしても昨日今日と下げがきついなぁ