名誉博士で怒る話じゃないと思うが

これにえらく怒っている方がおりまして、赤いちゃんちゃんことまで言いますか。

オックスフォード大で天皇陛下「豊かな機会と思い出を大事にしていきたい」…皇后さまに「名誉法学博士号」

まあ還暦だからそれもありでしょうが。

このご不満の方は名誉博士がどんなもんか分かってないのでしょうね。名誉博士って紙っペラ一枚ですよ。

某宗教団体の幹部で100いくつも貰ったという話もありますけど、寄付金とか何らかの貢献を大学にしてくれればポイポイ発行するもんです。聞こえはいいですが、わざわざ訪問してくれてありがとう、せっかくだからお土産持って帰ってよぐらいなもんです。だから、今回の件は外交儀礼として妥当な範囲でしょうね。

博士課程はあるけど、誰も進学しない大学院にいい金額を寄付したら、もしかしたらもらえるかもしれませんよ。どこの大学でもいいからほしいとなれば、そういうことも可能でしょう。パッとしない国の大学で寄付でもしたら、すぐにもらえますよ。実際そんなもんですよ。客員教授も持参金があれば、大したことをやってなくてもホイホイ出します。

だから個人的にはきちんと論文を提出して、正規の博士を貰ってきた方がずっと格好よかったのになぁと思うところはあります。