今年の株主総会は、かなり大荒れだったようです。いわゆる「物言う株主」とやらが、会社役員にクレームをれるようになったからという説がまことしやかに流れていますが、何度もこのブログで書いているように株主は経営に参加する権利があるんです。優先株でなく普通株を持っていれば株主総会に参加して、投票する権利があるんです。会社法に書いてある立派な権利なんですよ。

 

案の定、日本テレビの株主総会は大荒れだったようですね。ネットには表示されないようになっているようですが、くつざわさんは参加したようです。

 

実に痛快です。これまで散々やらかしてきましたしね、本来であれば社長自らTVに出てきて謝罪してもおかしくない案件をアナウンサーにやらせていたのは、印象悪すぎです。

 

これに限らずシャープにしても前日になって取締役交代の話が出ていました。

 

これまで株式も持ち合いあるいは安定株主工作で、取締役がただ居るだけでろくな仕事をしてこなかったのが白日の下にさらされるようになっただけの話です。健全な資本主義としては望ましい姿です。これまで銀行が取締役の監視役でしたが、貸付先を追い込むようなことはよほどのことがない限りしませんし、出向先がなくなるのを嫌がるのでそんなに機能してないと思います。

 

しかし、マスコミがこれだけ追い込まれるのを見て他の放送局もビビっていることでしょう。これをきっかけに、まともな番組制作につながることを祈ります。他の会社もしっかり勉強して経営に専念することを望みます。