人の子として母を慕うのは格別なものがある。だから母が子を思うことも一層強い。その子が成長してたとえ少々不孝をしたとしても、今日はよくなるだろう、明日はよくなるだろう、まだ何といっても年が若いから、我がままに見えるけど、よそから比べれば百倍マシだ。

 

年齢がある程度いった子供が悪さをするのと比べれば、見捨てるほどでもないし。悪い心がさらにひがまないようにするため、子どもの心が満足するようにするため、衣服などすべては用意させて、機嫌よくなって忘れていることを喜んで、また孝行な子供は元より、人に劣らぬように、時々いいものを与えて、いつも気にかけている母親の気持ちは哀れなものである。いつどんな災難になるか分からないが、ただ不憫なだけである。

 

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母親としては大概こういう傾向にあります。ただ勿論例外というかなんというか、どのくらいいるのか分かりませんが、正直言ってアタオカと言ってもいいくらいのがいます。いわゆるモンペに相当する母親で、大概教師だったりするみたいですね。自分がされているから、自分の子供の教師にとにかく正しさ(本人しか通用しない)をぶつけて大騒ぎして、挙句の果てに教育委員会経由で自分の所に戻ってきたというのを聞いたことがあります。

 

中には大学にまで乗り込んできて、うちの子は友達ができないから何とかしてくれとか、単位の計算が・・・とか宇宙人みたいな馬鹿な母親がいるそうです。

 

こういうのは正当な要求と信じて疑わないようなので、録音録画して夫に見せたほうが良さそうです。

 

一方、子どもの分際でこんなおいしいものは食べさせないとかユニクロでも贅沢だという母親もいるのですよ。しかもその娘は私立の中学校ですよ。お嬢様学校に通わせておいて、貧困層のような格好をさせて、ろくに飯を食わせないというこれまたアタオカがいます。その場その場に合わせたのを自分で用意させる、学ばせる機会を完全に奪っていますね。

 

そんなに娘が嫌いなら、別れた夫に親権を渡したらいいのにと思いますよ。