2か月ほど前2kmほど離れた空き地にスーパーができました。この空き地はいくらやっても客が安定せず、3つの建物に岩盤浴、定食屋、焼き肉屋、ラーメン屋と数件入れ替わり、10年の間に何回入れ替わったことか。

 

2年ほど前に更地にどうするのかな?と思っていたら、このスーパーがやってきました。恵比寿屋さんができたことにも気づかないくらいパッとしない感じの所なのですが、広告だけはガンガン出していたようです。

 

新築だけあって、きれいな建物で駐車場も立派になっていましたが、駐車場に停める途中やはりと思うことがありました。バックで車を入れているのにそこを歩行者が横切るのです。こういう行為をするのは大概ろくでもない客層です。入ろうかどうか一瞬迷いましたが入ってみました。

 

うーん、何てこともない普通のスーパーなんですよね。恵比寿屋さんの住んでいる市には、イトーヨーカドー(撤退)、イオン(現存)、地元のスーパー2社がひしめき合っています。そんなに人口増加がある地域でもないんです。何でここに出てきたのかなぁ。

 

公告に出ていた商品を探すと、ない。見つからないのです。酒の販売コーナーに行くと本当に量販の有名どころの酒しかありません。お菓子の類は若干多めでかつ2%ほど安い感じでした。

 

そして、会計。何とこの時代にクレジットカードもQRも使えない。現金のみなんですよ。確かに、クレジットやQRは現金が入るのは1か月以上先になるのと手数料がかかるのでやりたくないというのは分かりますが、その分安いか?というと、決してそんなことはなく・・・

 

倒産する寸前のスーパーの雰囲気なんですよ。総菜は極端に少ないし、妙に暗いし、レジの元お姉さんもなんか雰囲気が・・・この調子だと1年持つかなぁという感じでした。

 

こういう一般客を相手にする商売は立地が全てなんですよ。立地がよければ何の変哲もない店でもやって行けますが、よほど特色がない限りは難しいと思いますよ。この店は上場企業のチェーン店らしいのですが、データマイニングやってなかったのかなぁ。