未だにこういう親がいるってわけ分かりません。息子が定年退職まで確実に生きて、かつその生活に責任持つ気なんでしょうか?どういう人生を生きようが別人格なんですから、成人した人間に特定の職業に就けというのは親ばかを通り越していると思います。

 

公務員が人気がある時代は大概景気が悪い時代です。解雇されないからという安易な理由なんですが、公務員って何をする仕事だと思っているんでしょうね。少なくとも仕事ですよ。お小遣いじゃないんです。

 

ちなみに公務員が安定しているというのは、日本ぐらいで他の国では意外と簡単に解雇されます。例えば、去年訪れた東ヨーロッパの国でまず驚いたのは、入国管理局の職員が見事なまでに二十歳代ばかりなんですよ。なんで?と思ったら、武漢ウィルスで入国者が少なくなって、職員が必要なくなったから解雇されたんだとか。入管って民間委託なの?と思いましたが、立派に公務員です。

 

海外に行くとこういうのが普通にありますし、日本のように新卒採用ばかりではなく、40歳ぐらいからの採用もごく普通にやっています。公務員といっても給与の出所が民間か、公的機関かの違いに過ぎないんですよ。むしろ日本の公務員が守られ過ぎているのです。こちらの方が異常なんです。

 

今のところこの異常さが続いていますが、時期に公務員改革も進むことになるでしょう。当たり前の話です。いつまでも安定しているから就職する、即ち組織にぶら下がりたいというのが集まってしまうんです。だから効率が悪くなる。

 

こういう馬鹿親が減らない限りは、公務員は非効率なままなんです。