今日は図書館記念日らしいです。サービスとしての公共図書館の機能が明らかにされ、無料原則となった日のようです。


 

恵比寿屋さんは、学生の頃から本代は2万円以内と決めておりましたが、ついついやってしまい段ボールで250箱になってしまいました。これだけの本があれば車1台は楽勝に買えたなと思うようになり、流行りの本は図書館で借りるようにしています。というのも、ここ10年で出版の質が落ちたと思いませんか?

 

経済評論家、政治評論家と称する怪しげな人が、魅力的な題名で下手すると月に1冊ペースで本を出していた時期がありましたよね。読んでみると、ネットに転がっているようなものをガラポンしたり、政治ネタでもほとんど週刊誌レベルを書き直しただけで、買ってまで読もうという気が起きなくなりました。下手すると出版して2か月でそれは間違っているよねというのが暴露されてしまうような、もはや週刊誌レベルそのもの、速報レベルの本が出るようになりました。あれで本を買うことを控えるようになりました。

 

加えて、他の本も専門書も含めてじっくり考えて構成を考えて書いたとは思えない雑な本が増えました。一応大学の先生が書いているよね、それなにのなんでこんなに論理構成が無茶苦茶なの?とか、それって事実の羅列だよね、そこから何が読み取れるの?というのが全くない歴史の本とか、そもそも管理する気があるんかいな?と思わせる経営関係の本、もはやファンタジーでしょう!と言いたくなるような社会学とかMBAの先生とやらが書いた本が多くなって、よほどの本ではないと買わなくなりました。

 

そこで、すぐに読みたくても図書館に予約を入れて、先ずはそこで読むようにしています。そこで何度も読みたくなるような本であれば買うようにしています。

 

このブログで、心学の翻訳をメインにやっていますが、やはりあの時代でもきちんとしたものと、ろくでもない切り貼りとあったようです。これでも一応名作として扱っているところからのものを扱っているのですが、それでもたまに変なのが入っていることがあります。時間が淘汰していくんでしょうね。

 

図書館で最後に借りた本は?

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