今日はソクラテスが死んだ日らしいです。無実を主張しましたが、法的に正しい手続きを取って死刑判決が出たことについて「悪法であっても法である」といって死んでいったらしいです。

これは哲学というより思想だと思いますけどね。この時代は哲学と思想は区別がついていませんから仕方ないでしょう。

 

そのソクラテスの弟子であるプラトンの国家論が、結構誤解されています。特に筋肉系の馬鹿が読みもしないで偉そうないう言葉に、「健康な肉体に健康な魂が宿る」という一文があると言われていますが、それはありません。プラトンはそう言い切っていないのです。

 

「(将来を担う若者が)健康な肉体に健康な魂が宿(っていたらいいよね。それが理想国家だよ。)」と言っているのであって、あくまでも理想を言っているのにすぎません。中途半端に聞きかじりを披露しては恥をかきますので、有名な言葉があったら必ずどんな文脈で、正確にはどのように言っているのか確認しましょう。単に恥ずかしいだけではなく、ただの見栄っぱりの馬鹿扱いされますから。

 

恵比寿屋さんは中学高校の体育の教師にこういうアホが当たりまして、随分嫌な目に遭いましたね。今だったら明らかに虐待になるような案件でしたが。

 

で、日常的に使える哲学と言えば分析哲学です。この人が言っている言葉、結論ってなんかおかしいなと思ったことはありませんか?そういうときは分析哲学と集合の概念で反論可能です。これは奥が深いのと、前提と因果関係を結ぶのが結構しんどかったりしますので、気軽に使いこなせるものではないですが、GW期間中どこにも出られないのであれば読んでおくといいですよ。

 

日常で役立つ哲学の教えは?

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう