赤っ恥をかいた白鷺女房は、日ごろ亭主を粗末に扱い、悪事が他人に知られていたのだ。

 

また同伴のカラスの背中にも何か書いてある。人々が読み上げたところ

 

黒くとも 反哺の孝[1]の おからすは 世にまたとなき かかぁかかぁじゃ

 

と書いてある。人々はこのカラスの孝行ぶりをよく見ており、ますます哀れに思ったかおいおい繁栄広大、今もますます盛んである。また白鷺女房は家も形も衰えて、いずこに飛んでいったか行方知れずになってしまった。

 

全て心が原因であるので、とにかく見た目ではない。

 


[1] 親を養う孝行のたとえ

 

恵比寿屋さんも相当面食いですが、この年になると見た目と性格はほぼ一致しないとよく分かります。

 

韓流スターのような見た目がシュッとした部下が、実は無茶苦茶雑ですべてほったらかし丸投げだらしなく、女癖も悪いというのはありましたし、筋肉マッチョでごりごりの雰囲気の人がものすごく気を遣う人だったり、男でもこうです。

 

女性に至っては見えてるところでは演技しますからね。

 

外国に行って現地の言葉が分かってくると、いろんな会話が理解できます。マニアックな国の言語だったりすると、見た目が思いっきりアジア人の恵比寿屋さんには言葉が通じていないと思って大声で話をしているのが聞こえたりするんですよ。

 

こんな美人がこんなこと言うんだぁ・・・とげんなりすることもありますよ。逆に言うと日本語を勉強している外国人もいますので、公共施設では少なくとも言動は控えましょう。