明日から3月ですが、官公庁は結構予算消化で面倒臭いことになっています。

 

1000円単位で予算を消化しろとということで、使いもしない事務文具を買ってみたりしているようです。で、部署単位で帳尻を合わせるとかで、民間さんが使われるみたいですね。つい10年前までは10円単位で調整しろと。物の値段って動きますからね、当初の予定通りに行くはずがありません。効率よく使って余らせるなんてのは、公務員的には国賊扱い。こうやって税金が無駄に使われるのですよ。

 

1000円未満の端数が出る場合は、フォルダとかそんなのを買ってみたりで調整出来ますが、10万円単位になるとかなりきつくなるみたいです。10万円以上は固定資産扱いになるので、原則的に消耗品に切り替えられないらしく、請求書と領収書を分けて書いてもらって消耗品扱いに強引にしているようです。

 

ちなみにこれってギリギリセーフですが、納品が遅れたとかで先に納品書を出してもらうというようなことは完全に違反らしいです。ましてや預け金はもっとやったら駄目。とはいっても、実際に黙認されている部分はかなりあるみたいです。

 

守れない法律のために何十時間も使わなければならないとか、何と非生産的な事なんでしょうか。10万円未満だったら翌年に自動的に繰り越しとかそういうことができるようにしないと、無駄な残業ばかりになりますよね。

 

まあ、こんな事のお陰で中小零細の文具屋さんは飯が食えていると言えばそうなんですけど。最近は大手から買っているからそうでもないか。

 

会計制度をもっと使い勝手良く変える事ってできないんでしょうか。民間が巻き沿いくって大変なんですよ。