最初の50分は延々とプーチン論文の話をしています。これで正当化できるのであれば、クリミアはトルコのものですし、ロシアはモンゴルのものだという理屈が成立します。完全に自己矛盾というか、自家中毒を起こしてますね。

 

ただ52分ぐらいから若干面白いことを言い出します。ロシアがNATOに入りたいとクリントン大統領のときに打診したらしいです。流石に中国がTPPに入るくらい無茶ぶりでしょう。日本はじめ周辺諸国との領土問題を解決しないうちには、間違ってもどんな条約だって結びたくないのが本音なのですが、彼らにはそれが分からないみたいですね。

 

ただ、一番気になるのはこのインタビューアーのタッカー・カールソンはトランプ前大統領と非常に仲がいい、さらにトランプ大統領はウクライナ支援をやめるべきだと言っていることに乗っかろうとしていることです。地上波どころかBSでもこのインタビューについて大して触れていない事、結構重要な案件だと思うんですけどね。