だから、高い雇い賃を払って大逆転を期待して、不実を相談して、結局は家名を屋号を穢すことになる。自分の名前を出すことが大恥になって、実に残念なことである。

 

当然主人や親から譲り受けた財産、あるいは数代前のご先祖から続いた家にたいして、不孝というか不義とも、兎に角言語道断のことである。

 

今になって他人に助けを求めて、散々工夫して恥の上に恥の上塗りをして、五年か十年かけて借金をなくし、十間口から三か四間の住まいに落として、家もそれに準じて倹約して、商売に力を入れていれば、少しは取り戻せるところである。だが残念なことに、世の中の景気ばかりはどうしようもなく、暮らし方も多少変化する所である。

 

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ここ重要です。

 

業績が悪化したら、リストラしましょう。日本の場合は労働契約法の問題から、従業員の権利が強すぎて解雇できないのが問題です。

 

ですが、それでも解雇するのが会社経営者の役目なんです。話を聞いてみると出来の悪い人、働かない人、問題を起こす人は解雇するときに本当に大暴れします。それこそ裁判沙汰も普通にあります。

 

自社ビルを売り飛ばしても人を切らないというのはおかしな話なんですよ。ろくでもない人を抱え込んでいるのは、決していいことではありません。

 

それでもどうしようもない所は切り捨てなければ、他の人、他の部署が巻き沿いを食うのです。法律がとか言い訳していないで、さっさと行動するべきなのです。