令和に入ってニ・ニ六事件の話をTVでは全くやらなくなりました。この事件のキーワードは「昭和維新」でありますが、今に通じるものがあります。この当時は「陛下万歳、陛下が動いてくれれば全てが変わる」というファンタジーを信じていたのが一番の問題でしょうね。

 

何故なら、明治憲法下であっても十分に民主的国家だったからです。国民に訴えていれば、スムーズに政権移行が進んでいたかもしれません。

 

今学ぶべきことは、この当時も陰謀論めいたものが蠢いていたようですが、今もきちんとした根拠がないのに論理の飛躍が跋扈していますが、この点は本当に注意したいものです。