外から来たからと言って、それは宝とは限らない。内側から出て来るものを宝としなさい。表に出てしまった罪は消えやすく、心の中で感じた罪はなかなか消えない。

 

孝霊天皇の第二皇子である。母は倭国香媛(やまとのくにかひめ)である。またの名を吉備津彦命(きびつひこのみこと)といい、備中国の吉備津宮である。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

外から来たもの、古くは仏教、儒教、明治維新以降は科学技術、経済学・・・と海外からのものを有難がっていますが、それは今も続いています。例えばMBAとか。あんなのは本当に使い物にならない典型例としか思えません。

アメリカでは・・・、イギリスでは・・・延々とそんなことを言って、いかに日本が遅れているかを自慢げにしゃべるのを聞くと、こいつは日本の何を分かっているのだろう?と疑問に思います。いわゆる出羽守です。日本が遅れているというのであれば、具体的にどんな手法でどんな調査を行い、どういう結果が出たのかをはっきりと明示してもらいたいもんです。

多分、諸外国でやっている手法はその土地に根付いた文化、商取引慣行、気候、法律体系に合っているのでしょう。日本ではそういう前提条件が合わない状態で、無理やり導入しようとして、現実がおかしいと言っているようにしか聞こえません。1970年代の明治維新にかかわる歴史の専門書を読むと、労働者階級の革命だと本気で書いている東大の先生がいるんですよね。おかしいのは現実ではなく、あなただから。

逆に、日本で上手く行った方法を海外にもっていったところで上手く行くことと行かないことがあるのは当然で、上手く行かないからと言ってその国が遅れているという評価は当たらないと思います。

言いたいことはそこではなく、罪の意識のほうだと思います確かに、罰せられた罪よりも罰せられずに済んだ方が、もやっとしたほうが長引きますよね。