阿呆に付くる薬はない

 

文字通り、アホを叱っても何しても利口にはならないのです。

 

世の中の困ったチャンには2種類あるとある人に教わりました。

 

1つは、訳の分からない人と分からず屋だそうです。その事を聞いてから注意して観察すると、次の傾向があるように思えます。

 

先ず訳のわからない人は、思考のアルゴリズムが予測不能な人ですね。ちぐはぐな事を言っている、よく観察してみると、文脈を全く理解しない人、過去の経緯を全く無視して今この時点、この瞬間だけを言っている人がいます。目の前からいなくなると、あたかもこの世に存在しなくなったかのような発想をする人がいます。

 

どこにツボがあるのか分からない人。何か訴えたいのでしょうが、表現方法が気に入らないと怒りだす、伝わらないと怒りだす、本筋が何だか分からなくなる。で、そもそもなんでそれが問題なのか、代替案はないのか、いつの間にか論点がコロコロ変わる人です。

 

次に、根拠のない事を想像だけで言う人。今あなたが主張することは、何が問題で何が根拠となっていますか?と訊くとぶち切れる人です。あたかも、当然問題が存在してその問題が全ての人が共有してると思い込んでいます。事情をよく分からないで、何があったのかと訊くと突然キレ出します。

 

更に衝動的に行動をする人。誰かから話を聞いて、その話が本当かどうかも確認もしないでいきなり行動する、自分から地雷原にダイブする人です。色んな興味が出てくるのはいいのですが、当初の目的が何だか分からなくなってしまっています。

 

分からず屋は、天然でやる人と意地悪でやる人の2種類がいます。

 

天然でやる人はどんな代替案を出してもそこにこだわり続け、そのうち交渉者を徹底的に恨むようになります。また困ったことに、正義面をする事があります。会議で多数決で決まっても、上司が命令しても、「僕はどうでもいいんですけどね。これはおかしい。」に始まり、いつの間にか「彼は不正をしている」「人格がおかしい」と言いだすようになります。

 

意地悪でやっている人は、欲しい物が手に入ればおとなしくなります。ゆすりタカリの類です。要求に応じると犯罪に巻き込まれます。

 

いずれにせよ、対処する人は大変です。

 

いろいろ大変な目に遭わされましたが、分かりあおうとしても無駄な事があります。基本的に触らない、近づかないのが一番。話が長い人ほどこの傾向があるので要注意ですね。こういうのは法律にのっとって淡々と処理した方がよさそうです。