寝耳に水

 

実験してみてください。いつまでも寝ている人を起こすのは、耳に冷たい物をつけると確実におきますが、ぶん殴られることを覚悟してください。

 

諺の意味としては、今と変わらず「とんでもなくびっくりした状態」を意味しています。

 

良きに付け悪しきにつけ思わぬことが起きる物、そしてそれは突然やってくるのです。そのときに、偉い人が何か言っていても役に立たないので、普段から準備しておきなさいという事のようです。

 

自称経済学者がTV解説で何か言っていることがありますが、ほとんどその場の思いつきかディレクターの指示でこう言えと言われているようです。ああいうのを見ていると、視聴率を上げるために頓珍漢な事を言っていることが多く、経済学用語が分かるお笑い芸人だと思えばそんなもんです。

 

真面目な顔をしてズレたことを言っているので、お笑い芸人の不祥事よりタチが悪いです。

 

重要なのは、大先生がああいっているからと丸のみせず、重要な案件ほど自分の頭で普段から考える癖をつけなければなりません。

 

ちなみに上場企業の取締役級、軍の士官はどんなユースを聞いたところで驚いたところを見せてはいけないらしいです。一番やってはいけないこと、すなわち部下をビビらせてしまうからです。

 

ということは、普段から起きそうなことをはもちろん、1000年に1度起きるかどうかの事態も常に考えておく癖が身に着けておく必要があるようです。