友人が、彼女の友達(英国人と結婚して20年以上英国在住)と

 

 WBCで日本が優勝した後、

 

 ヌートバー選手が、お母さんが泣いている姿に、

 

 驚いている様子が不思議だった、

 

 と話したところ、

 

 その友達の子供たち(英国生まれ英国育ちの20代)も、

 

 あまり嬉し泣きしないかも・・・って

 

 言ってたという話を聞きました。

 

 最初、へぇ~っと驚いたのですが、

 

 でも改めて考えると、

 

 確かに、欧米人って、勝負に勝ってうれし泣き

 

 というシーンを、あまり思い出せない・・・。

 

 こういう話を一般論化するのは無理があるのはわかってて、

 

 あくまでも ”個人的感想です” の字幕入りで

 

 しゃべらせてもらうと、

 

 人との距離感とか、それに伴う共感力

 

 みたいなものの違いが、”うれし泣き”や”悔し泣き”の

 

 傾向にもでてるのでは・・・。

 

 日本って、狭い国土に、人が多い、”密”社会だから、

 

 ”和を以て貴しとなす”

 

  だし、

 

 ”出る杭は打たれる”

 

 でしょ。

 

 これって、社会から、”共感”圧力が高いっていうことですよね。

 

 マスクだって、外してもいいと言われても、

 

 マスクしてないと周囲の人が、どう感じるかって考えちゃうし。

 

 勝負事でも、選手にとって、結果は自分一人のものではないし、

 

 家族にとってそういう期待を背負って勝負に挑むその選手を

 

 見守る期待と不安・・・・

 

 みたいなものがあって、勝った時でも、負けた時でも、

 

 ”共感”圧力が強い分、解放されたときの、

 

 反動が大きくて、涙が出てしまう率が高いのでは・・・

 

 もちろん、そういう社会で育っているので、

 

 そういう感情から涙に結び付きやすくなっている

 

 というのもあるだろうけど。

 

 なんて思ったわけです。

 

 ちなみに、うちのダンナ(豪州人)は、

 

 高校野球とかで負けたチームの選手が泣いているのを見ると

 

 ほぼ100%

 

 「なんで!???

 

 って、笑うし

 

 「負けて拗ねてるの!?」

 

 みたいなことも言うので、ちょっとムッとします。

 

 そのくせ、選手の両親などが喜んでいる姿を見ると

 

 こっそり、ウルっとしていることもあります。

 

 それを見ると、この人はやっぱり日本の方が性に合っているかも

 

 と思いながら、見てみないふりをしてあげている私です。

 

 


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