この間、母が急遽入院になった話を書きました。
不整脈で、急遽、様子見の入院となった母ですが、
その後の経過も良好で、なんとか明日、退院の運びとなりました。
この間、姉と交代で、実家に泊まり込んで、父の世話をしていたのですが、
年を取るということについて、考えてしまって、
正直ちょっと怖くなりました。
父は、とくにこれといった病気はないのだけれど、
体力と記憶力はすっかりなくなり、
もともと社交的ではない性格なので、
週2日のデイサービスに行く以外は、
”寝る・起きる・トイレにいく・食べる”
のルーティーンを数時間おきに繰り返す毎日。
起きてきて、ご飯を食べた後、食卓で、
ぼーっとしているだけ。
テレビを見ていても、面白いのかどうか・・・。
毎週土曜日には、実家に行って、そういう状況は
理解していたつもりですが、
数時間いるのと、1日中2人で生活するのとは全く違いますね。
定年を前にして、もう少し家にいる時間が増えると喜んでいた私ですが、
こうやって、毎日することもなく、ただただ生きているだけの生活は
終わりが見えないだけに辛いなぁと思ってしまいました。
記憶力が衰えている父は、その時間の長さについても、
私たちが感じるのとは違う世界にいるとは思うけど、
それでも、見ていると可哀そうになる。
そして、四六時中一緒にいて世話をしている母は、
頭がしっかりしている分、しんどいなぁと。
ときどき、そういうことを口にしていた母を、
愚痴っぽいなぁと思っていましたが、
愚痴くらいもっと聞いてあげないと・・・・。
一緒にいるだけで、本当にすることないんですよね・・・。
韓流ドラマばっかり見てるのも、若干罪悪感もあるけど・・・。
まあ、それがあるから時間が潰せるというのもあり、
助かりました・・・。
これ、在宅ワークを許可してもらっていたら、
かなりやれるなぁとも思いました。
ま、自分の行く先について、ちょっと考えさせられて
今後の定年後ライフをもう一度考え直そうと思った時間でした。