物が無くなった。
テストの点数が取れない。
洋服が見つからない。
などなど・・。
自分の思い通りにいかないと、子供は直ぐに不機嫌になります。多少、不機嫌になるのは、仕方がありませんが、引きずるのがよくありません。
自分の思い通りにいかないと、子供は直ぐに不機嫌になります。多少、不機嫌になるのは、仕方がありませんが、引きずるのがよくありません。
まぁ、大人でもそうなりますが・・。
自分に対して、腹立たしく思っているのであれば、黙っていれば良いのですが、あからさまに、周りの人に対しても、不機嫌な言葉を連発します。
独りでいるときに、独りだけで、不機嫌になっているのであれば、誰にも迷惑を掛けません。周りに人がいるときは、周りのことを考えなければいけません。
ある日の事です。まだ、次男くんが小学生の頃です。
自分に対して、腹立たしく思っているのであれば、黙っていれば良いのですが、あからさまに、周りの人に対しても、不機嫌な言葉を連発します。
独りでいるときに、独りだけで、不機嫌になっているのであれば、誰にも迷惑を掛けません。周りに人がいるときは、周りのことを考えなければいけません。
ある日の事です。まだ、次男くんが小学生の頃です。
自分のモノが見当たらなくなったことで、不機嫌モードに入っています。
「最後に見たのが四男くんだから、無くなったのは、四男くんのせいだ!」
と主張する次男くん。
「自分で置いておく場所を決めずに色々なところに置きっぱなしだからなくなるんじゃないの?」
「自分で置いておく場所を決めずに色々なところに置きっぱなしだからなくなるんじゃないの?」
と家内さん
「家の外に持っていっていないでしょ? だったら、家の中にあるんじゃない?」
とぼく。
本棚の下、ソファーの下など、家の中を大捜索。
本来なら、次男くんがやれば良いことを、家族みんながやっています。
これは、次男くんの不機嫌モードにより、家族全体が嫌な雰囲気にならないための対応なのですが、ここに、家内さん、ぼくも納得がいっていません。
「探しながら、部屋中の掃除ができるから良いけど」
とぼくたちが言いながら探したんですが、ついに出てきました。
見つけてもらった次男くんは、ものすごく機嫌がよくなったですが、ここからがぼくたちの主張の始まりです。
『家の中の雰囲気を悪くすることを次男くんはやっている』
まずは、これを本人に気づかせなければいけません。
なぜ、家族が皆、カード探しに協力してくれたのか?(ポケモンカードが無くなっていたんです)
この会話を聞いてお兄ちゃんはこう言います
「もういいじゃない。探し物も出てきたし、また、その話をしたら、次男くんがイライラして雰囲気悪くなるよ、どうしてそれがわからないの?」
家内さんはすかさず、
「親だから、それを言うんだよ。他人は言ってくれないよ。他人だったら、アイツといると雰囲気悪くなるからと言って そーっと離れていくよ」
続けてぼく。
「家族と一緒にいる時は、楽しくしたいというのは、パパも、ママも、皆同じだよ、誰も、嫌な雰囲気の家族なんてイヤに決まっているじゃない」
「これから、長男くんにも、次男くんにも、三男くん、四男くんにも、楽しい家族を作って欲しいから、こういう話をするんだよ。楽しい家族をつくるための練習なんだよ」
次男くんは、出てきたものをニヤニヤ見ながら黙っているだけでした・・。
「次男くんには、言い続けるし、それを見て、長男くんは、練習なんだな、自分もそういうところがないかなって思って欲しいだよ」
そんなやり取りをしました。
まとめますね。
家族の雰囲気を良くする方法は、自然にはうまく出来ません。
まとめますね。
家族の雰囲気を良くする方法は、自然にはうまく出来ません。
『周りにいる人のことを考えること』
これが重要です。
自分のことばかりを主張していると、周りの雰囲気を考えられなくなります。
ここは、親が指摘をしてあげましょう。
もちろん、指摘してあげたときは、雰囲気が悪くなりますが、そこは、
・これは、将来、雰囲気の良い家族をつくるための練習であること
・話が終わったら直ぐに切り替えること
この2点で話をすれば、良いのです。
このような場面は、何度もありますし、1度や2度では練習になりません。