ふだんは塾の先生。
受験生に、よくする質問がある。


お金も成績も、何も問題なかったら
どこの高校(大学)に行きたい?」


今の成績とか、授業料とか、
現実や可能性をヨコに置いて、
自分の理想をイメージしてもらう。


ここから、進路の話が始まる。
(ここで大事なのは、生徒が何を言っても、笑わない。否定しない。全部、受け入れる。)



そして、
この質問は、受験以外でも、
自分でもよく使ってる。


例えば、

「もし、なーーんの心配も問題もなく、
スキルも、お金も、人脈もあったら、
どうしたい?どうなりたい?」

現状の問題は、ヨコに置いて、 
実現できるかは、ヨコに置いて、

制限を取っ払って
イメージしてみる。


・働かなくてもいいくらい十分なお金があったら、

・小さい我が子を、1年は安心して任せられる人がいたら、(1人で身軽に動きたい場合)

・自分に反対する人が、周りに誰もいなかったら、


何をするか。
何をしないか。



たぶん、そこで出てきたことは、

人に言ったら、
バカにされそうな、
ありえないことだったり、

「そんなの無理!無理!」って、
自分が自分に言っちゃうような
ことだったりする。



うん。


それでいい( ̄▽ ̄)

それくらいで、ちょうどいい。



それが実現できるかは、
ヨコに置いて、

自分がどの方角を向いているのか。

制限がなかったら、
自分はどこに向かいたいのか。

それがこの質問で、わかる。



イメージしただけで、
実現するわけじゃないけど、

自分の方向性が見える。
自分の中で、まだ芽が出てない
【タネ】を見つけられる。



このタネは、
自分が元々持ってたモノで、
このタネを育てられるのは自分だけ。


このタネの存在を知らずに
がむしゃらにやると空回りする。


自分の花を咲かせるには、
自分のタネを見つけるところから。





これ、面白いのが、

現実をヨコに置いて、
できるかどうかも、ヨコに置いて、
イメージしてみると、

今日できる、小さいことが、
1つか2つは出てくる。
(ほんのちょっとのことでいい。)


ググッてみると、
さらに、情報が集まってくる。


少〜し、実現の可能性がアップする。


これを
「意識が、知識を連れてくる。」
と呼ぶ。


ありえない、と思ってたことが、 
「こうなるには、その手前で、
こうなってたらいいのか!」
と段階が見えてきたり、

「あれ?
あと、こことこれが
わかったら、いけるかも?」
とアイデアが湧くこともよくある。


制限を取っ払ってイメージすると、
意外と実現に近づく。

人生のコツはシンプル。



意識が知識を連れてくる仕組みはこれ。
↓↓