経営者に一番重要な事は未来を見る目ですが、



それ以外にも絶対にできないといけないことがあります



それは



現在を見る目



過去を見る目



現在を見る目は法律学、過去を見る目は会計学



今回説明したいのが会計学



あなたが経営者ならば会計学、




特に貸借対照表、損益計算書が読めないなんて事はないようにしてください




なぜか?



自分の会社が儲かっているのか、どこが儲かって、どこにコストが掛かっているのかがわからないからです



これがわからないとどこを改善すればいいか分からないままになってしまいます



あなたが経営者ならばバランスシートくらい読めないと非常にもったいないです



では経営者が企業分析を行う場合



どのような数字を見ていけばいいのか



その数字をどう生かしていくのか



を説明していきたいと思います。



企業分析は深い所までいくと非常に大変なので今日は全体像をつかんでいきましょう



あなたが分析しなければいけないことは



①損益分岐分析


②収益、財政状態悪化の分析


③財政状態、キャッシュフローの分析


☆優良競争企業との比較



この四つ順番に見ていきますが、

☆の優良企業との比較というのを必ず忘れないでください



①損益分岐分析


まずは自分の会社が儲かっているのか、儲かってないのかの全体像を見ていきましょう



指標としては


営業利益、経常利益、税引き前当期純利益


それぞれの違いとしては


営業利益は本業での売上から本業のコストを引いたもの


経常利益は営業利益に財テクの損益を加えたもの


当期純利益経常利益に特別利益を加え、特別損失をひいたもの




やばい…


めっちゃわかりずらくなっている気がするので、わからない人は気にしないで大丈夫です


違いが分からない人が経常利益だけ見ておけばおっけーです



これらの指標を分析したときに、例えば



経常利益はすごくいいのに、税引き前当期純利益がよくない…



こんな場合を考えると、


特別損失がかさんでしまったというケースが考えられます



特別損失とは本業とは関係ないけど、会社の売上などに影響を与えてしまったっもの



例えば、地震



地震などの災害によって出た、損失は特別損失に入るため、経常利益はいいが税引き前当期純利益がよくないという場合になってしまう事があるわけです



あんまり単語の定義をやっていると無駄に長くなってしまうので



一番重要な事は


経常利益を見て、もうかっているかもうかっていないかを見る


そして自分と似ている会社と比較する


比較する時は売上高経常利益率というパーセント表示にすることで比較ができます


もし自分の売上高経常利益率が5%で同じ様な事をしている会社が10%という分析結果が出た場合、


同じ様なビジネスをしているにもかかわらず、自分のところはコストがかさんでいるという事がわかるわけです


これが一番大事な指標ですが、これだけでは全然足りません…


しかしあまり書くと長くなってしまうので、企業分析についても少しずつ書いていこうと思います


がんばれ!!!