教育者 | NEX‐bloG

教育者

PTジャーナルを読んでいて目についた。
浜出茂治先生の文章より引用。


《私が考える理学療法学教育のあり方は「理学療法士による、理学療法士のための教育」である。教員である理学療法士が自立して独自の専門技術教育を行うことで、卒業後、臨床の場で誰に頼ることなく自立して理学療法業務を遂行できる理学療法士を育成することである。
こんなことはもうどこの養成校でも当然行っているとお叱りを受けるかもしれないが、現状を考えてみるとなかなか難しい面がある。特に教員側が理学療法士として、独自の専門技術教育を行えているか。臨床においては他職種連携の重要性が増しており、関連職種と協力する中でも理学療法士独自の専門技術を発揮することが我々の専門性を高め、社会的な評価にも繋がっていくと考える。
その意味で、理学療法士養成に関わるものは独自の専門技術を磨くことで学生にその成果を示すことができなければ、卒業生が臨床の場で自立していくことが難しくなるのではないかと危惧している。》


我が母校では、教員が独自の専門技術による治療介入をしばしば見せてくださった。
目に見える形で変化を起こす、まるで魔法のように。
それが我々学生に理学療法の楽しさ、そして大きな可能性を想像させた。

だからこそ、今の仕事には誇りが持てるし、もっともっとやらなければならないと思うことができる。
この気持ちはきっと、教員のたゆまぬ努力から我々がいただいた賜物である。

自己研鑽を積み重ね、それを伝える。
それによって生徒・子供に未来への希望、夢を持たせ、成長の喜びからその必要性を学ばせる。
これが本来の教育者、そして大人の姿なのではないだろうか。

努力しない、夢のない教育者、大人の姿を見て生徒は、子供は何を思う。
そんな背中しか見せられない大人にはなりたくない。