実習生 | NEX‐bloG

実習生

多くのPTの学生が実習に来ては、悩み、苦しみ、そして何かを得て実習を終えて行く。

実習生は、病院へ行けばわからないことだらけで、気を遣い、帰宅してホッとしたのも束の間、課題の多さに夜も眠れない。

体力的にも精神的にもかなり辛い。

悩まない訳がない。

プレッシャーに潰されてしまうこともある。

これは、理学療法士であれば誰もが経験する、いわば通過儀礼である。

しかし、不可能を要求されている訳ではない。

求められていることは「できるできない」ではなく「やるかやらないか」だからだ。

やらねばならないことを確実にやる。

それが最低限のルールである。

そこからのプラスαが期待されている。

できることは誰も期待していない。

できないなりにいかに努力できるか。

それを期待しているのである。

何の見返りもなく、自分の人生を捧げてくださる患者さんのために何ができるのか。

それを全力で考え、実行する。

それが学生としてのプロフェッショナルだと思う。

そして、理学療法士としての原点だとも思う。

実習生のとき、担当の患者さんが失語のある中で涙ながらに言ってくださった「ありがとうにならないありがとう」は忘れられない。

人のために努力したことは、必ず自分のためになる。

実習が終わっても、PTになれば同様の試練は続くだろう。

実習生。

しばらく前の自分の姿がそこにある。

理学療法士になり、もう少しで一年になるが、患者さんを思う気持ちは最も大切なもので、忘れてはならない。

改めて自分に言い聞かせるため、感じたことをここに記しておく。