アメとムチ | NEX‐bloG

アメとムチ

甘やかすことと、厳しく締め付けること。

ドイツ帝国の「鉄血宰相」ビスマルクによる政策を評価した言葉がその語源だ。

国民懐柔策として、一方では弾圧法規を制定すると共に、一方では国民生活に役に立つ政策を実施した。

前者を鞭に、後者を飴に例えた言葉である。

英語では“carrot and stick”というらしい。

そのアメとムチが、人に「伝える」際の一つのキーワードであると感じた。

教訓や助言としての言葉は、ときにムチと化し、反感を買うことがあるだろう。

とはいえ、相手のためを思う厳しさは厳しさとして伝えていい。

当然、伝わる言葉を選ばなくてはならない。

しかし、伝えてしまえばあとはその言葉任せでは無責任だ。

伝えたいことをより伝えるために、相手の感情をコントロールする。

そこで、必要な場面において、アメを利用する。

厳しさの後、どういった言葉がかけられるか。

どういった行動を提供できるか。

いわゆるフォローである。

例えば「厳しい言葉をふるわれたが、実は認められ、期待されていることを知る。」

それだけで受け手の感情は大いに変化する。

伝える言葉を、相手にどれだけ響かせることができるか。

「伝える言葉」を「伝わる言葉」にするために、できることがある。