舞台裏
組織というものは、それの持つポテンシャルを機能化させて初めて効果的となる。
塾での激励会が昨日行われた。
中学3年生を担当していないので、初めて裏方での参加。
この組織においては、自分は経験を伝える立場である。
自分が主役にならないのであっても自分の価値を出すことを目標とした。
自分の働きで組織の機能化を図る。
塾における組織の機能化とは、人間が機能するように仕向けることである。
そのために環境を整える。
まずは来てくれた卒業生の相手をすること。退屈をさせない。
卒業生は出演者であり、最高のお客様。
次に公民館、利用者のクレームが出ないように、また、スムーズに退場ができるように、ほぼ全ての自転車を並べ直す。
そして、会が終わった瞬間、ステージ上から誰よりも先に退場席のドアを開けに走る。
その後、3年を担当している先生をできるだけ生徒・保護者に会わせられるよう配置を指示する。
塾に戻って片付け。
中でも、とりわけ資料整理が一番大変で面倒な仕事だということを知っている。
雨の中、袋を被って戯けながら荷物を運んだのも、資料整理をゲームのようにしたのにも意味がある。
疲労の度合いを考え、効率を考える。
黙々とやるより、楽しい方がいい。
ときには空元気でもいい。
組織の機能化において「ユーモア」を忘れない、ということは非常に重要なことである。
そのための環境を作る。
僕が先輩という立場であっても仕事を探して手を休めなかったのは、「率先して働くこと」それを学んでもらいたかったから。
その場にいる人間が、考えて行動できる。
全てが能動的になれば当然のことながら機能性は高まる。
そのための学びの環境づくりをしたつもりだ。
これが、僕の激励会。
組織を機能化させるための環境を整えた。
会の成功は、生徒たちの、保護者たちの表情を見ればわかる。
その成功の一助になればいい。
卒業生も、先生方も素晴らしい話をしてくれた。
教え子であった卒業生が多くの人前で話をする。
それを、また教え子であった在校生が目を輝かせて聞いている。
成長を心より嬉しく思う。
刺激。
今日をよりよく生きるために、人生の要所において必要なものだ。
最後に、今回の反省点。
素敵な話をしてくれ、準備を手伝ってくれた卒業生へのねぎらいが不足していたこと。
だからせめて感謝のメールを心を込めて送った。