自発性
昨日のコラムより!
「子供を亡くしたゴータミー」という仏教説話がある。
我が子の突然の死を受け入れることができず、心が壊れてしまった女性。
釈迦はいう。「葬式を出したことのない家からケシの実をもらってきたなら、子供を治してあげよう」
大家族が当たり前だった当時、葬式を出したことのない家はなかったらしい。
女性は探し回り、やがて、そんな家はないと気がつく。
生老病死は避けられない運命だと悟り、多くの人が苦しい運命に耐えて生きていることにも思い至る。
切なく胸にしみる物語であり、死者をよみがえらせる奇跡はない、という厳しい教えも伝わってくる。
このように物事を教えてもらえたら、どれほど心に残ることだろうか。
振り返ってみると、教科書をめくって覚えたことよりも、実験をしながら学んだことの方が頭に残っている。
いいことや悪いことも、口で言われるよりも、自分がやって気付いたことの方が頭に残っている。
体験をふまえ、自発的に気づくことにより、初めて「学び」が成立するのだと思う。
本日、2年生の最後の授業が終わった。
勉強としては、不足していることもあると反省はしている。
ただ、皆の笑顔が最後まで見られたことには多少の満足はしている。
国語の楽しさが、勉強の楽しさが、成長することの楽しさが少しでも伝われば本望だ。
そして、この体験を生かし、与えられたきっかけを自発的な行動に変えてこそ、初めて価値が出る。
気持ちを行動に変え、素敵な人になってほしいと願っている。
あと彼らに自分が出来ることは、自分がそれ以上に素敵な人になる!それだけだと思う!
本当にありがとうございました!