僕も例に漏れず、家にいることが
とても多くなっています。

お子さんがいらっしゃるご家庭は
新型コロナのお陰でお子さんとの時間が
たくさん取ることができているという方も
おられるのではないかと思います。

毎日が忙しくて
子供との時間がない
子供とたくさん遊びたい

日頃からそのように思っておられた方は
思いもよらない形で子供との時間が作られた
ので戸惑っておられることと思います。

はい、私もそのひとりです。

「戸惑っている」のは
あなただけではありませんよ!

この「戸惑い」は次のようなものではないかと
僕は思っています。


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突然ですが、
〈子供をテーマパークに連れていく〉
というのを図式にすると


親 → 子供 → テーマパーク


となります。

→(矢印)は見ている方向を表しています


親は子供を見て
子供はテーマパークを見ている
ということになります。


子供との時間を取りたいと日頃から思って
おられる親御さんはほとんどがこの図式に
当てはまるような遊びを子供としたい!と
考えていると思います。

だけど、今はこのような状況ですから
子供とどこかに遊びに行くことは出来ません。

子供とテーマパークに行きたいなと
思っても行けません。

そうなると、

親↔子供

の図式にならざるをえなくなります

ここで戸惑いが生まれます。

少しキツイ言い方をすると

子供がテーマパークを見てくれていたら
子供と深く関わらなくても済んだんです。

テーマパークを通じて子供と関わることは
親にとってとてもラクな遊びだったんです。

だって、子供と深く関わらなくて済んだから


今回のコロナ騒動で子供との関わり方を
変えざるをえなくなり、『子供と向き合う』
ことを強制されていると感じている方が
多いのではないかと思います。

今までは子供と正面から
向き合うことをしてこなかった

これが戸惑いの理由です

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人間万事塞翁が馬
(にんげんばんじさいおうがうま)
という言葉があります

僕が好きな言葉のひとつです。

『幸せや災いというのは
 予想ができないものだ』
という意味です。

もうちょっと補足すると

幸せだと思っていたものが
不幸の原因になったり
禍(わざわい)の種だと思っいたのが
幸運を呼び込むことがある
という意味も含んでいます。

今がまさにそんな状況なのだと思います

新型コロナは世界に
転機を与えてくれています

そして、家庭にも。