絵本 | YELLOW DX FILMS 〜shimajirouの映画感想〜

YELLOW DX FILMS 〜shimajirouの映画感想〜

日々の感想や思いを自分勝手に書き綴っていきたいです。
映画、本、音楽、ゲーム。
まあいろいろです

「マツコの知らない世界」という番組で、現在絵本作家の方がゲスト出演されている。
今週その後半の放送。
前回の放送では、売り上げランク上位の本や、
世界の絵本が紹介された。
予告では今週もおもしろそうだ。

絵本
僕も持っている。
子供はいない。でも持っている。買っている。
実家にあるならわかるが、
成人男で子供もいないのに絵本を集めている人間はどのくらいいるのだろうか?
奥さんの物や、同棲中の彼女のものというのは別にして・・・。

ちなみに僕は100冊近く所持している(増加中)。
これは、持っていない人からは多いと感じるかもしれないが、
普通に購入している人からすれば少ないと思う。
まあ、良いものがあれば月に3、4冊購入するし、
なければ買わない。
漫画や活字本のように、大量に新作が出る訳でもなく、
出ても、その中で良作は限られている。
価格も1000~2000円くらいの間で、意外に高い。
カラーで、紙質、装丁などを見れば値段も納得出来るが。
マンガコミックと違い、バカ買いは出来ない。

僕はマンガも活字本も買い、
しかも映画を観て、DVDを買い、
CDもたまに買い、
またたまにボードゲームも買う。
そんで次回の自主映画のお金もためる。
だから使えるお金が限られているのであまり買えないけど。

最近では、最近と言うわけではないが、
大人向けの絵本というものもあったりする。
しかし、読んでみると、「う~む。」と唸ってしまうものも多い。
変に感動ものにしたりして、涙のかつあげをするが、
読み終えると何も残らない。ただの感動話。
映画の「ルー◯ーズ」や、3丁目の◯日シリーズと同じで、
良い所もあるかもしれないが、特に・・・といった感じに近い。

しかし、良い作品は素晴らしく、
デイヴィッド・ウィーズナーの絵本なんかはすべて傑作。
子供も単純に楽しめて、大人もさらにその奥の世界観に胸躍る。
文字も少なく(無い作品もある)、まさに絵だけで物語を描いている。
物語自体もユーモアがあり、読み終わった後に、
良作映画を見た様な感動が残る。おすすめです。

かといって、大人向けに固執することはなく、
子供向け、幼児向けだって面白い。
内容は単純だが、何かホッッコリとしたり、
素晴らしい絵と世界観、考えられた簡潔な文で、
頭の中がゆっくり温泉に浸かったり、日向ぼっこしているような気持ちになる。
最高にリラックスします。

大人が、しかも男が、子供もいないのに絵本コーナーで絵本を選んで買うなんて、
普通に考えて微妙かもしれません。女性と一緒に下着コーナーに行く様なもの。
しかし、絵本は言わば、それぞれ作品、作者の画集でもあるんです。
写真集や、絵画の画集を買うのと同じと考えれば問題ない。
絵本は子供のものと思い込んで、見もしない方がもったいないです。
「ワンピース」新刊と「映画秘宝」、葉室麟の「銀漢の賦」と「いないいないばあ」を持ってレジに並べばいいんです。

ちなみに買うなら、
昔読んだ思い出の絵本を探すもよし、
絵のおもしろさなら荒井良二さんスズキコージさん
かわいいキャラクターなら、かがくいひろしさんや、バムとケロシリーズの島田ゆかさんなんか入りやすいのではないでしょうか?
長新太さんの「キャベツくん」シリーズブキャです。
ブキャ”を知らない?
残念ですね。

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