2025年.今年は、大きな変換点となる年だとあちこちで耳にします。
特にこの夏の初めには、
恐ろしい天変地異か何か、特別な事が起きるのではないか、
というような話や噂が、あちこちで飛び交っていました。
6月21日、日本では朝の11:42に夏至を迎え、
この時刻にピッタリ合わせて、
作家のさとうみつろうさんが、とある瞑想会を開きました。
web上からも無料で参加できると たまたま知って、
わたしも自宅の部屋から、みつろうさんのピアノを聴きながら、参加してみました。
それは特別な何かをする、ということでなく、
ただ地球のために、
世界の平和のために、
みんなで祈りましょう、という趣旨だったと思います。
わたしは、
地球に住む小さないのちの一粒として、
日々自分を生かし、存在させてくれる、この地球のために、
地球上の動植物やその他の仲間たちのために、
もちろん自分自身のためにも、
日頃の感謝を伝えながら、
調和して、安心して、すべての生物が、
平穏に暮らせますように、
そんな思いで祈りました。
そこにどんな形であれ、参加した人々は
もしかしたら、かなりの人数だったのかもしれません。
なぜなら、この夏至点を境に、
世界がガラリと変わってきたような気がしたのです。
そして私の周りでも、そのように感じた方が何人かおられました。
そして、日本では7月20日には大きな選挙も行われ、
この世界の一角で確かに変化が起こり始めた…気がします。
さてこの頃わたしが、何度となく思うことがあって、
それは、言いふるされた事ですが、
失敗することや、困難によって、得られる学びは深い!
ということ。
当たり前のようで、とても切実で大切な真理です。
もしかしたら、失敗や苦境からしか
人は学べないのではないか?と思ってしまうほど。
苦しみを経た後に初めて人は、
心震えるような喜びを知る事ができる、という気がするし、
なにより、暗闇の中から、ひとすじの光を得た時の感動は、
何ものにも替え難いものですね。
同時に、辛い思いを重ねれば重ねるほど
自分よりさらに小さく、弱いものへの共感や理解が深まり、
すべてを配置された大いなる存在への愛、感謝が湧き上がってきます。
いま混乱の世界の中で、困難な状況にある方も多いでしょう。
しかし、だからこそ、
今、そしてこれからが、変化、変容のタイミングかもしれないし、
成長するためのチャンスが来ているのかもしれません。
まだまだ周りの景色は薄暗い。
でも向こうのほうに光が、わずかながら
差し込んできています。
もっと光を!
暗闇の中に、隠されて来た真実の光を!
と、求める人々の声が徐々に大きくなって、
高らかに、空までも響くようになったとき、
きっと
長かった夜が明けるのです。
いま、夜明けが近づいているのです。
